電車に乗っていて、いろんな人のブログを読みながら、ふと気づいたことがあります。
私が人生で最も辛くて、涙を流したのは、娘が高校に行かなくなって退学した時。
娘がうつ病になって引きこもり、せっかく決まった仕事にほとんど行けなかった時。
娘の未来が心配で、これからどうなって行くんだろうと不安で仕方なかった。
その時の事を思い出すと、今も胸が締め付けられる。
ふと気づいたこととは、その時娘はどう思っていたのだろうか。
学校を辞めた時、辞めるに至るまでの期間、娘は何を思っていたんだろうか。本当に辛くて泣きたかったのは娘本人ではなかったのだろうか。
私は娘の事で泣いていたと思っていたけど、娘の気持ちに寄り添ったことはなかったと思う。何があってどんな気持ちだったのか、聞こうとしたことはなかった。
いちばんしんどかったのは、娘自身のはずなのに。そのしんどさに思いを馳せることはなかった。
ただ自分の不安に押し潰されていたんだと思う。
その私の態度に娘は、否定を感じて、余計に孤独になったんじゃないかな。
いまさらなんだけど、本当に悪かったと思う。もっと寄り添ったり、傾聴したり共感したり、娘の気持ちになって接する事をすればよかった。
今頃そんなことに気付くなんて。