明日は公立高校受験日です
「今まで本当にがんばってきたのを見てきたよ」
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英語
作文力 自分自身について表現する力
いまの中学校の英語の定期テストでは
親世代にはおなじみの
「次の日本語の文を英語にしなさい。」のような
いわゆる“和文英訳”問題はほとんど出題されません
突然ですが、以下の例題を見てください
【例題】
メモをもとに、自己紹介用の原稿を書きなさい
(メモ)
・名前(フルネーム) ・誕生日 ・好きなこと ・得意なこと ・好きではないこと |
実際の中間テストを再現したものです
イマドキの中1・1学期の英語の中間テストでは
入学してわずか2ヵ月程度で
このような「自分自身について表現する力」を問う
問題がよく出ます
授業で習った単語・文法の知識を使って思考し
発信する能力が問われているため
教科書で出てきた単語や文法規則の丸暗記では対応できません
そのため、生徒の間で大きな差が出た問題です
以下は、【例題1】の解答例です
※生徒一人ひとりが自分のことについて書く英作文ですから
絶対的な正解はありません)
【例題1の解答例】
Hi.I'm Iwakura Tsukasa.
My birthday is Feburuary 1st.
I like swimmig.I'm good at it.
I don't like skiing.
Thank you.
この解答例の英文で重要なポイントは
like + 動詞のing形(〜するのが好きである)です
文法的な説明をすると
親世代は中2の時に習った「動名詞」を使った表現です
さらに、be good at 〜(〜が得意である)は
中学卒業程度とされる英検®3級レベルの熟語ですが
教科書によってはこれら2つとも
中1の教科書の一番初めのレッスン1で登場しています
中1の英語授業がA, B, C…のアルファベットを
覚えるところから始まっていた親世代と
いまの中1の子どもたちでは
内容・レベルがまったく異なる点にご注意ください
このような文をゼロから考えて書くという指導は
小学校ではいっさい行われません
大学教授などの専門家も指摘していますが
残念なことに、いまの小学校と中学校の英語の教科書や授業は
うまく連携がとれていません
とりわけ、「読み書き」の指導に関しては
小中間で非常に大きなギャップ(溝)があります
次に対処法について話します
(続く…)
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