中学準備教室 | ss-tsukasa48のブログ

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Study school つかさ の
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趣味の写真も少し載せていこうと思います

明日は公立高校受験日です

「今まで本当にがんばってきたのを見てきたよ」

だから100%の実力がだせるよう応援しています

 
英語
作文力 自分自身について表現する力
いまの中学校の英語の定期テストでは
親世代にはおなじみの
「次の日本語の文を英語にしなさい。」のような
いわゆる“和文英訳”問題はほとんど出題されません
 
突然ですが、以下の例題を見てください
 
【例題】
メモをもとに、自己紹介用の原稿を書きなさい
(メモ)
 ・名前(フルネーム)          
 ・誕生日
 ・好きなこと
 ・得意なこと
 ・好きではないこと
 
この問題は、中学1年の5〜6月に行われた
実際の中間テストを再現したものです
イマドキの中1・1学期の英語の中間テストでは
入学してわずか2ヵ月程度で
このような「自分自身について表現する力」を問う
問題がよく出ます
 
授業で習った単語・文法の知識を使って思考し
発信する能力が問われているため
教科書で出てきた単語や文法規則の丸暗記では対応できません
そのため、生徒の間で大きな差が出た問題です

以下は、【例題1】の解答例です
※生徒一人ひとりが自分のことについて書く英作文ですから
 絶対的な正解はありません)
 
 【例題1の解答例】
 Hi.I'm Iwakura Tsukasa.
 My birthday is Feburuary 1st. 
 I like swimmig.I'm good at it.
 I don't like skiing.
 Thank you. 
 
この解答例の英文で重要なポイントは 
like + 動詞のing形(〜するのが好きである)です
文法的な説明をすると
親世代は中2の時に習った「動名詞」を使った表現です
さらに、be good at 〜(〜が得意である)は
中学卒業程度とされる英検®3級レベルの熟語ですが
教科書によってはこれら2つとも
中1の教科書の一番初めのレッスン1で登場しています
中1の英語授業がA, B, C…のアルファベットを
覚えるところから始まっていた親世代と
いまの中1の子どもたちでは
内容・レベルがまったく異なる点にご注意ください
 
このような文をゼロから考えて書くという指導
小学校ではいっさい行われません
 
大学教授などの専門家も指摘していますが
残念なことに、いまの小学校と中学校の英語の教科書や授業は
うまく連携がとれていません
とりわけ、「読み書き」の指導に関しては
小中間で非常に大きなギャップ(溝)があります
 
次に対処法について話します
(続く…)  
 
      
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