今回は英語について
英語は小学校で必修化になりました
最低限の文法や英単語を「学んできた前提」で
授業がスタートします
全国の小中学校の英語の教科書トップシェアの
『NEW HORIZON』(東京書籍)では
630語が小学校の英語学習での既習扱いになっています
いっぽうで、小学校の英語授業は
アルファベットの読み書き指導が小5から始まるため
英語を書く練習は
単語のなぞり書きや書き写し程度しか行っていません
さらに、単語のつづりを暗記する指導も
小学校ではされていません
ですから、「単語を聞いたり見たりしたら
意味はわかるものもあるけど
つづりを正しく書くなんてとてもできないよ…」という
小6の子どもたちが大半なのが現実です
例えば、中1・1学期の英語の中間テストでは
①単語力、②書く力、③作文力
が問われます
実際に以下の単語問題
それも、つづりをすべて書かせる問題が出ていました
どの単語も、小学5・6年の教科書で登場します
【例題2】
つぎの日本語に対する英単語を1語書きなさい。
(1) そうじする | (6) 空腹 | ||||
(2) 描く | (7)絵;写真 | ||||
(3) 飲む | (8) 読む | ||||
(4) 2月 | (9)のどがかわいた | ||||
(5) 1番目の;一日 | (10)木曜日 |
以下は、先程の【例題2】の正解です
February(2月)、Thursday(木曜日)を含めて
大人でもつづりがあやふやな単語も出題されていますね
【例題2の解答】
(1)clean | (6)hungry | ||||
(2)draw | (7)picture | ||||
(3)drink | (8)read | ||||
(4)February | (9)thirsty | ||||
(5)first | (10)Thrusday |
まずアルファベット大文字小文字が
きちんと言えて書けるように
単語の覚え方を見つけるとよいです
おすすめは
声に出して覚える方法です
作文力 自分自身について表現する力
いまの中学校の英語の定期テストでは
親世代にはおなじみの
「次の日本語の文を英語にしなさい。」のような
いわゆる“和文英訳”問題はほとんど出題されません
(続く…)
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