千葉県長生郡にある「長福寿寺」。
“日本一宝くじが当たる寺”として、テレビで紹介されたお寺で、
このお寺にお参りしてから宝くじに当たるようになったという人の話を聞き、
“絶対、行こうね”
と、少し遠かったけれど、今年、主人ので行ってきました。
「長福寿寺」は、
桓武天皇(奈良~平安時代)の勅願で、1200年ほど前に創建されたお寺。
そんな由緒あるお寺で評判なのが、
お参りした人の“願いをかなえてくれる「吉ゾウくん」”。
440年ほど前、当時の名僧 「豪山僧正」が護摩修行をしているとき、
火炎の中に一頭の象が舞い降り、
“私の足をさすれば必ず幸せになれる。そのことを多くの人々に伝えるように”
というお告げを受けたのが始まりだそう。
(「アマビエ」と似ているな~)
以来、多くの人たちの願いをかなえてきた「吉ゾウくん」が、
2011年に、日本一大きな“御影石”の象として鎮座。
“お金がたまる”というご利益が有名らしいですが、
ほかに
・願いがかなう
・病気が治る
・家庭円満になる
・元気で長生きする
といったご利益があるよう。
駐車場に行くと、月曜日だというのに、けっこうな混み具合。
まずはお参りをと社殿へ向かうと、参道や境内に、小さいゾウの石像?を発見。
背中には、
「吉ゾウくんは、みんなの願いを叶えてくれる仏様です。乗らないでネ!」
という貼り紙が。
(みんな、吉ゾウくんの分身なんだね)
お参り
お目当ての「吉ゾウくん」は…と、社殿に目をやると、社殿の真ん前に、
でっかい「吉ゾウくん」が、
もう1頭の女の子「結愛(ゆめ)ちゃん」と向かい合うかたちで、デ~ン!!
「結愛ちゃん」と「吉ゾウくん」は夫婦。
恋人同士だったころ、一度、離れ離れになったけれど、
このお寺のご本尊・福寿阿弥陀如来から
「夫婦となり、末永く人々を幸せにしていくように」とのお告げがあったとのこと。
その後、「吉ゾウくん」と同じ、御影石の象となって、2頭はいつも一緒に。
「結愛ちゃん」の《縁結び・恋愛成就・夫婦円満》のご利益は、絶大だそう。
▲向かって、右:吉ゾウくん、左:結愛ちゃん
▲吉ゾウくん
▲結愛ちゃん
「吉ゾウくん」の前では、第56世住職の方が、
宝くじが当たる秘訣や、“今月の金運アップ”の決め手などを30分程度、
お話されていました。
住職のお話を聞く前に、こちらで売っている「宝くじ入れ」を買っておき、
お話を聞いたら、それを持って吉ゾウくんの足をナデるのがいいそう。
私はめったに宝くじを買いませんが、
買ったときにそれを入れておくものが欲しかったので、
ちょうどいいか…と、買いに走りました。
▲金ピカの宝くじ入れ
その後、住職のお話を、たくさんの人たちと一緒に聞くことに。
住職によると、宝くじを当てるには、
①「吉ゾウくん」の金運パワーを信じること
②自分自身の金運パワーを信じること
③当選したら、何に使うかを明確にして祈ること
使い道は、自分のためだけではなく、少しでいいから人のために使う
というのが大事だそう。
このお寺は、“少額ではなく、高額の宝くじが当たる”のだから、
(上記のことを)しっかりやってほしいとも。
自分の金運パワーを信じることは、私には難しい…。
くじ運がほんとに悪いから、信じようとしても、
心のどこかで“当たるはずがない”って思ってしまいそう。
ただ、どこまでできるかわからないけど、
実践してみようかな…という気持ちは芽生えました。
お話を聞いたあとは、「吉ゾウくん」の足をナデナデ。
願いを叶えてもらうには、
“足を優しくナデながら、心の中で3回「願い事」を唱え、強く、強く念じる”
ナデるときは、右前足➔右後足➔左後足➔左前足の順に、すべての足に願い事を念じる
のが大切とのこと。
主人と一緒に、吉ゾウくんの足をナデながら、買った宝くじ入れを足に押し付けて
お願いしまくりました。
(もちろん、触る前に、手指の消毒)
宝くじ入れと一緒に、御守りも購入。
▲左:表、右:裏
こちらも金ピカ
お参りしたから、縁起ものを買ったからといって、
そのまま何もしないで、“当たるといいなぁ”と思っているだけでは当たらない
ということを学びましたが、どこまで本気でできるのか・・・
まぁ、やってみましょ
供養
「長福寿寺」では、「人形供養」にも力を入れていて、
3か月間、「人形供養堂」で読経供養したのち、“お焚き上げ”として
専用の炉で火葬するとのこと。
心のこもった供養をしてくれるということで、評判だそう。
祈願
各種の祈願を受け付けているようですが、気になったのは
眼病、婦人病(特に子宮の病気)の祈願。
《眼病》
このお寺の薬師如来は、「目治薬師(めなおしやくし)」と呼ばれているとのこと。
「目治薬師」の、年に一度のご縁月が11月。
11月1日~30日まで、「目治薬師」の“厨子の扉”が半分開けられ、
間近でお祈りできるそう。
白内障、緑内障、老眼ほか、目の病気にご利益があるようです。
《婦人病》
このお寺に伝わる「おすくひ夫人」は、女性の守り神。
婦人病除け、婦人病平癒、尿失禁封じ…、
特に、子宮筋腫・内膜症、子宮頸ガンなど子宮の病気に優れたご利益があるそう。
御守りをいただいたあとに本堂で祈祷してもらうほか、個別祈願も行っているとのこと。
いろいろ盛りだくさんのお寺で、もう少し時間をかけて堪能したい。
婦人病の神様には、お参りをしておいたほうがいいかな…。
また、行こう
絶対、「吉ゾウくん」に吉報を届けるぞー