どうにもならない理由 その1 | クァンタムの「車内快適空間創造計画!」

クァンタムの「車内快適空間創造計画!」

オーディオ・ナビゲーション・セキュリティーはもちろんのこと、インテリア・エクステリアなどのドレスアップや車両性能向上のお手伝いを得意とするクァンタムが、カーライフを楽しくするためのイロハをアメーバブログで解りやすく解説しちゃいます!

お待ちかねの方もいらっしゃると思うので、前日の答えをご案内させて頂きましょう!

昨日は①~⑩+オマケとして、音響理論上と物理理論上であり得ないおかしな例を挙げさせてもらいましたが、さすがにそれら全てを一度に解説することは不可能に近いので、今日はそのうちのダメな例①と②についてお話しさせて頂きます!


ダメな例①
左右の同一スピーカー間で2dB以上のレベル差が入力されている


まず、たまに騒音がどうしたこうしたと言ったニュースなどで耳にすることのあるdB(デシベル)について簡単にお話します。

ウィキペディアには、
音圧(おんあつ)とは、音による圧力の大気圧からの変動分である。
単位はパスカル(Pa)である。
健康な人間の最小可聴は実効値で 20 µPa であり、これを基準音圧として音圧をデシベル(dB)で表したものを音圧レベルと言う。

と書かれています。

普通の人にとってみれば「なんのこっちゃ?」って内容だと思うのでものすごく解りやすく言うと・・・

dB(デシベル)は人間が感じる音の大きさを表す単位

と言うことになります。


このdBというのはあくまでも聴感上の音の大きさを示す単位であるため、元々の音の大きさ(ボリューム)から+1dBにすると音が大きくなったと感じ、-1dBにすると逆に小さくなったように感じます。

でもって、
聴感上の音の大きさを示す単位と言う部分が実は肝であり、元々の音の大きさ(ボリューム)から+3dBになると人間の聴感上では2倍以上の大きさとして聴こえ、逆に-3dBになると半分以下になったとして聴こえます。


つまり、昨日の①(上記①)で書き記した「
左右の同一スピーカー間で2dB以上のレベル差が入力されている」ことがおかしなこととして示している理由は、狭い車内で同じ帯域を受け持つ左右のスピーカー同士が限りなく2倍(1/2)に近いボリューム差を持っているなんて、普通に考えたらあり得ない!と言うことなんです。

「聴感上の音の大きさ」として考えたときに想像が難しいのでしたら、「物体の大きさ」に置き換えて想像してみてください。
運転席側の物体と助手席側の物体が全く同じ物体だとして、運転席側の2倍の大きさのものが助手席側にある・・・。

これをおかしいと言わずして何と言うのか・・・
(笑)

と言うことで、①は考える間もなく、おかしいと瞬時に判断できると思いますので次のダメな例②に行ってみましょう!



ダメな例②
イコライザーが上げ下げ縦横無尽に動かされていて全帯域グッチャグチャ

まぁ、これも主にダメな例①と同じ理由によるものですが、まずはイコライザーとは?から始めましょう。

イコライザーとは、音響装置に組み込まれている「各周波数を別々にイコールにするための調整機能」のことを指します。


んっ? イコール?? またまた何それ?って感じだと思いますが・・・


イコライザーの語源はイコールにすると言う意味から来ています。

このイコールとは、「再生する音源に等しく(イコール)する」と言う意味であり、「オーディオで再生している楽曲が録音されている通りに聴こえなかった場合に、録音されている通りに聴こえるように調整する」ための
機能 イコライザーと言うことになります。


あっ、答え言っちゃったね・・・(笑)


ダメな例①でお話ししたように、+2dBとか+3dBとか、逆に-2dbとか-3dBとかの値を入力しないと本来の正しい音にならないのだとしたら、そもそもオーディオシステムのどこかが壊れているって思いませんか?

そうは思わなかったとしても、そんな値(中にはそれ以上の値
)を入力しないと正しく聴こえないオーディオシステム(スピーカー)ってことは、普通に考えたらおかしなことだと感じますよね?

しかも帯域毎に上げたり下げたりの調整が繰り返し入力されているのであれば、そのオーディオシステム(スピーカー)はいったい何を再生しているのでしょう?
もはやスピーカーに入力されている信号は音楽信号っぽい何か?かもしれません・・・(笑)


昨日もお話ししましたが、
調整機能は「補正装置」であって、「加工装置」ではない。

ホント、この言葉が全てです。

と、本日はここまで~♪
それではまた明日お会いしましょう!