調整でなんとかなる?? | クァンタムの「車内快適空間創造計画!」

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さて、今日も超絶忙しいので先にブログ更新しちゃいます!


ここのところ連続でお話ししていた音響理論と物理原理に基づいたインストールの話。

「いやいや、調整すれば関係ないから!」なんて思ってたなら、それは大間違い!ってことを今日はお話しします!


予め断っておきますが、いい加減なインストールの欠陥を調整でリカバリーすることは残念ながらできません


もちろんオーディオの調整機能は触るために付いているので、触ることがいけないとか言うつもりは毛頭ありません。

但し、それら調整機能は適切な調整を施すことで、「ソフトに入っているままの状態で再生する」ことを可能にするためのもので、「失敗をごまかす」ためのものではありません


つまり、調整機能は「補正装置」であって、「加工装置」ではないと言うことです。←ココ重要


音響理論的、物理理論的におかしな例をいくつか挙げると以下のようなものがあります。

① 左右の同一スピーカー間で2dB以上のレベル差が入力されている
② イコライザーが上げ下げ縦横無尽に動かされていて全帯域グッチャグチャ
③ ツイーターの超高域部分がローパスフィルターでカットされている
④ ツイーター帯域がイコライザーで大きく弄られている
⑤ サブウーファーの超低域部分がハイパスフィルターでカットされている
⑥ サブウーファー帯域がイコライザーで大きく弄られている
⑦ スロープ特性と位相特性の整合性がとれていない
⑧ スピーカーの物理特性を無視した再生帯域分割
⑨ タイムアライメントに明らかに変な数値が入力されている
⑩ ボリュームの大小によって音が変わる
(オマケ) ラウドネス入りっぱなし

などなどです。

全ての事柄を順に説明を踏まえながらじっくり解説していこうと思いますが、ご自分のオーディオの調整画面を開いて見たときに、どれか一つでも当てはまったら要注意です(笑)

もしも2個以上当てはまってしまったとしたら・・・?


うん、アウト!(笑)


それはソフト本来の音を再生するための調整では無く、いい加減なインストールを誤魔化すための調整?もしくは、なにも解ってない人が解ったふりして弄ってみた!的な何かです(笑)



ってことで、今日はここまで。

いつもながら肝心なことには触れずに翌日持ち越し。。。←ドラマみたい(笑)