こんにちは、草島です。
今日で第1期通常授業が最終日。
通ってくれている皆さん、体験・面談等のお問い合わせをいただいた皆さん、本当にありがとうございます。
土曜日の中3コースから夏期講習スタート。中1・中2コースは23日の火曜日からですが、週末の土日から自学参加OKですので是非是非。
さて、昨日は第1期通常の中3社会科ラストでした。
前回までで戦後の授業も落ち着いたこともあり、せっかく早くから来てくれている子たちへ向けて、主に実力テストで過去に出されたものを中心に、記号問題の扱いについて触れました。
「解く→答え合わせ&解説」を5?6?セットやったので、いつもとは違う疲労感がありましたが、どうだったでしょうか?
こういうのを待ってた!という感じで参加している子もいましたが、大半は「やばっ…」という表情が見られた印象です。
そう、ここからはこういうのを相手にしなければいけないのです。
例えば今回の定期・総合テストは、明治~昭和(戦後入るか入らないかくらい)の範囲で出題された学校がほとんどだと思います。狭いところだと明治と大正、大正と昭和だけというところもあったかな。
そうすると、ちょっと細かいところもツッコまれることはあるけれど、2・3個の時代のことしか考えなくていいので、直前にガッツリ時間を使うと平均点くらいは取れてしまう。要領のいい子は8割くらいは取れてしまう。
それが、全範囲でなる実テ・入試では通用しなくなる子が多い理由の一つなんです。
単純に「範囲が広いから忘れていた」というのもあると思いますが、それだけでなく、そもそもの勉強の仕方がマッチしてないということ。
この時期から社会選択している子には、一足早くその点を伝えました。
もちろん、全員参加する夏期講習でもこういう話はしていきますが、復習しなければならない内容が盛りだくさん過ぎて、今日のようにまるまる1コマ使ってやってみるという回は準備できるかどうか。やれそうなら終盤に入れます!
と、前置きが長くなりましたが、ようやくタイトル。
普段の学校のワーク演習を見ていても感じますし、昨日の授業でも見られましたが、記号問題の使い方、もっと上手になりましょう。
社会科の記号問題は、まったくでたらめで支離滅裂な選択肢になっていることは少ないです。
・問われている時代と別の時代のコトを言っている
・問われている人物と別の人物のコトを言っている
・時期の微妙なズレを作っている。
→期間”中”なのに期間”後”となっているなど。
・ある言葉だけウソをついている。
→4年を6年と書いている。現金を米と書いているなど。
ときどきめちゃくちゃな選択肢になっている問題もありますが、そういうもの以外は復習する絶好の機会なのです。
それなのに例えば答えが「ア」だったから、アの選択肢のことだけ見る、問題文とアの選択肢を組み合わせて復習する。
これではとてももったいない。間違ってないけど、もったいないです。
他の選択肢はどの時代のコトなのか、どの人物のコトなのか、この選択肢は何が間違っているのか(どう書いてれば正しいのか)。
この夏たくさんの問題に触れる機会もあるでしょう。
是非実践してほしい勉強です。
そして、こういう問題の作り方になっていると知っていることで、意識しなきゃいけないところも変わってくるでしょう。
サポートしますので、頑張っていきましょう!
<夏期講習関連>
各学年まだ受け付けております。
よろしくお願いいたします!