こんばんは、草島です。
春期講習折り返し地点。
ということは春休みも残りわずか。
あっという間ですね。
新中3・新中2コースの数学は、内容は違えど、どちらも「文字の扱い」に注目してメニューを組んでいます。
と同時に「問の意味(聞かれていること)をきちんと読み取る」ということも。
何度も何度もこのブログでは書いている気がしますが、本当に聞かれていることを読みきれない子が激増していると感じます。
『xをyで表しなさい』と言われたときと『面積をx,yを用いて表しなさい』と言われたとき。
違いが分からず(読んでいなくて)どちらもx=~yとしていたり。
シンプルに問題文が3行くらいになると急に「何言ってるかわかりません」となっていたり。
子どもたちが発する「わからない」という言葉に対して、
①知識不足のせいでわからないのか
②そもそも何を聞かれているのかわからないのか
多くの親御さんが思っているのは①の方だと思います。
だから塾に通わせて、問題が解けるように、テストでいい点数が取れるように、志望校に合格できるように・・・
と。
もちろんそういう子も多いのですが、しかしここ数年、本当に本当に本当に、②の子たちが増えているという状況を、少し頭に入れておいてほしいと思っています。
そして、お子さんとお話をして、「もしかしてこの子、そもそも問題を読めていない(読んでいない)のでは…」と感じるのであれば、部活引退してからとか、中3(受験学年)になってからなどと言わず、すぐにでも対策を取るべきだと思います。
例えば数学ですと、1回目の定期テストなら点数が取れてしまうと思います、それでも。
単純の計算処理の問題が多く出題される回なので。
ただ、これを放置してしまうと、ただの計算問題やちょっと代入するだけの方程式や関数の基礎的な問題しかできない子が完成してしまいます。
入試になったら良くて40点…おそらく30点くらいで行き詰ります。
何を聞かれているのか読み取る力、多少問題文が長くてもポイントを押さえながら読んでいく力が無いと、いくら解法を覚えても、処理の仕方に慣れても、そもそも聞かれていることがわからないので答えにたどり着きません。
うまくいかない状況を打開するには【時間】が必要です。
迷っている方はまずはご相談ください。
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