患者さんが増えると、
代理の医師をアルバイトで雇う院長がいます。
同門の医局や友人のつてなどで募集します。
ちょっと想像してください。
あなたが通うクリニックの医師が日替わりで
代わっていたら、どう思います。
パートであちこちに行く女医さんをたくさん
知っています。
責任感が希薄なドクターが多いようです 
あなたの顔に粉瘤があり、炎症をおこして
赤く痛くなったと仮定してください。
顔のできものがどんどん腫れ、痛みは
増してきます。
病院でパート女医さんの診察を受けます。
おそらく診察は秒です。
抗生剤が出され、様子をみてくださいと
言われます。
それだけです。
炎症を生じた粉瘤に必要なことは抗生剤の
投与でなく、ヘソの部分を切開して
ドレナージすることです。
麻酔して穴をあけて内容物と膿を排出します。
バイトくんはそんな面倒なことはしません。
時給いくらでの雇われですから、リスクなく
患者さんを適当にさばくことしか頭にありません。
今日のスーパーの特売は何かな？
早く外来終わらないかな・・・
あなたのお顔の腫れた粉瘤よりそちらの
ほうがずっと重要な案件なのです。
私は代理の医師を雇っていません。
今後も雇うことはないでしょう。
代理くんに私と同じ診察、治療はできません。
パートドクターに、
・肝斑と老人性色素斑を的確に診断できますか？
・後天性真皮メラノサイトーシスの診断ができますか？
・炎症性粉瘤の切開排膿ドレナージができますか？
・代償性眼瞼下垂を見抜けますか？
・他院眼瞼下垂の修正ポイントが分かりますか？
・最小の傷で粉瘤、脂肪腫を治療できますか？
私はパートドクターを雇いません 
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