見どころいっぱいの映画でした。

 

クラッシク界で飛ぶ鳥を落とす勢いの女性指揮者が、
思わぬところから転落が始まります。

 

芸術家としての強烈な自我と個性が、破滅を呼びこん
だようにも見えました。

 

 

主演のケイト・ブランシェットの迫真の
演技は必見。

 

 

音はこの映画の演出のポイントのひとつです。
主演が精神的に追い詰められていく過程が、日常の音
などでうまく表現されています。

 

追い詰められていく様子はホラー映画のような不気味さ
さえあります。

大迫力のオーケストラの音から日常の音までが、観る人を
くぎ付けにします。

 

 

 

交響楽団の指揮者ほどにはっきりとした権力者でなく
とも、気づかないうちに誰かを抑圧してしまっている
ことは よくあることです。

自分も無意識にスタッフにやってるよなーと天の声が
聞こえました(涙)。

 

 

トッド・フィールド監督、主演のケイド・ブランシェット
のことをこの映画で初めて知りました。

 

どちらもすごい人物でした。

無知な自分が恥ずかしい・・・

 

 

 

 

最後のシーンは賛否両論ありますが、私はこれで

いいと思いました。

 

みなさんはどう思われるでしょうか?

 

映画「セッションン」を彷彿しました。

 

この映画は劇場で観ると、オーケストラの音も
より楽しめますよ。

 

 

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