バーで飲むお酒は作り手のテクニックもしかりだが、合わせるリキュールや量、組み合わせ方なんてのは数えきれないくらいの数なわけで、わたくしは自分の飲めるお酒をチョイスして美味しくお酒を飲んで酔っ払いたいんです。作り手によって味も変わるお酒の世界には、うんちく垂れても会話にゃ参入出来ない、ただただカウンターに座る客でいい。お酒は作れないけども、原理はわかっている。要は、「合わせ方」が大事なんでしょ。


10月上旬
朝から挑む「魔法少女まどか☆マギカ」。ここ最近、初まどしか打っていない理由がタイムリミットがすぐそこまで来てるんだから。自分が決めた卒業試験「中段チェリー」を拝めるラストチャンスが今日で最終日。どっかの誰かがまどマギ打てる最終日だなんてお店の人は知る訳でもない、通常営業の中でまどマギ。魔法少女、いや、魔法おじさんになれただろうか。
案の定昼過ぎまでに低設定濃厚数値を叩きだしては辞めるタイミングを一山作ってから辞めるスタンスで繰り返し、その日の夕方から打ったまどマギは一発目のスイカからマジチャレでの成功。赤7を揃えたビッグボーナスでのタイミングで



特殊役がここで降りて来まして、まぁ考えました。まどマギにとって、通常時には特殊役引いてもボーナスのみだったりレア役解除してもARTが付く保障も無いけれど、フリーズチャンスが存在してる。ボーナス中だとフリーズチャンスは無くなるけどもまぁまぁな恩恵を受けられる。ラッシュ中だと目の前に上乗せG数の数値が加算されりゃ、3ケタも見えてくる。どのタイミングで何を引くかによって、その先の展開が右肩上がりグラフを描くスタート地点になれる可能性が見えてくるだろう。僕もそう。今、このタイミングで、特殊役を引っ張ってくる「合わせ方」は、絶品なピカイチじゃなかろーか。物事はたった1Gで決まる刹那の抽選から引っ張り出した特殊役を、ただただ噛み締めてはここからが本番。予め言っておくと、ビッグボーナス中の特殊役は、ラッシュ確定とワルプル80%確定。80%ね。

80%継続時の考え方は「80%を引く」よりかは「20%を引かない」事に重きを置いても、答えは振り下ろした黒いレバーの先にあるセンサーに左右されちゃうけども、振り下ろす拳に念を込める込めないで結果は変わるのかもしれない。なんせ80%と分かってるワルプルギスなんだから、念という気合でどーしても続けなきゃいけない義務を背負った以上、続けるのではなく「続けさせる」視点で考えたら、継続抽選時の集中力はギンギン。





傍から見たら何度も何度もカメラで写真撮っては忙しいと思われたに違いない。それでも忙しくとも撮らなきゃいけない場面なんです。そして迎えたほむらちゃんに謝られる。






何度ヒヤヒヤしたか。それでも20戦を越えた時点でよく頑張ったと拍手を送りたいぐらいなんだから。





にわかに信じがたいネットでよく見るワルプルギスの継続回数。本当によくやってくれた。さすがほむらちゃんと恍惚になりつつ、エピボを挟みラッシュに戻ると



念願というわけではないが、今まで初まどを打ってきて残り1000G以上という輝かしいメモリアを手に入れ、ここからまたスタートだと。




何度も描いた左リール中段に赤いチェリーは止まる事は無く、フリーズチャンスもトライすること無く終了。最後の最後でとびきり輝かしい功績を残せたまどマギに感謝ですな。本当に6年間フルで稼働し、お疲れさまでしたと心を労いたいと思います。これぐらいのみんなから愛される台が今後もまた出てくる事を祈りつつ、初代まどマギから卒業したいと思います。最後に良き思い出をありがとね。

※毎月1日と16日に更新します。