耳から入る音は聴覚となり、脳に音として伝わり様々な感情を提供してくれる。言わんこっちゃない、太陽さんさんな夏が近づくと共に、蝉の鳴き声も聞こえだしたわけで。もう夏なんですよ。蝉が鳴くだけで、なんとなく暑さが増した気がするし、ちょっと空を見上げれば更に青空で、夏の空。聴覚と視覚、両方からの夏のお出迎えを受けているわけだが、夏本番を迎える前に留めておかなきゃいけない真実があるんですよ。


7月上旬
前回、出たメダルを全て南野サマにご奉納するといういつものアクシデントをこしらえ、とことんマイナスからの逆転を求め、違う店舗への移動を選択する。
マイナス収支状態での立ち回りについては、恐らく色々なパターンに分けられる。Aタイプで半分ちょいまで戻すのか。ATタイプで一発逆転ホームランを目指すのか。自分の性格上、どーしてもプラス域に転じたいという強欲が備わっており、希望選択選手代表はAT一択。そんな脳みその元、違う店舗で見つけた約650G捨ての「凱旋」。がっつりマイナスからの「凱旋」という選択に心神喪失の諦めと、危機一髪からの蜘蛛の糸を掴める希望を同時に体感し、意を決して開始。
さっきまでアクセルATでなんやかんやぶっ殺された身でも、もう一度アクセルATに着席して引っぺ返してやる!やる気という空回り気味のアクセルが投資を加速させ、気付けば天井間近。さぁここだ。朝からの負の流れが変えられる唯一の1G。希望も絶望も紙一重なんだろう。2分の1なんだから。
遺跡跡地からの神殿。そうそう、この流れ。前兆がかなり強め。決まった。間違いない。安心のGGを消化後のジャッジメントを迎え、レバーに希望を込める。
こんな結末を迎えたくてパチスロを打ってる訳じゃない。楽しく打ちたくてやっているんです。でも神様。特にゼウス様。熱めの前兆を携えてからの絶望を提示するのは辞めてくれないか…

自分の体感上の話、前兆が強めならそれは勝ち取った印象を受けたのだが、まさかの単発。絶望。爆死。
ぐにゃーと泣きベソかきながら今回は大爆死。ご期待に応えられなくて申し訳。


聴覚で音を拾い、視覚で現実を知り、脳みそ内での勝ちへの方程式なんぞ仮説の仮説。残った物は死闘した思い出と軽くなったおサイフのみ。真夏になる直前に挑むパチスロの戦いは終わらない。だから負けてなんかいない。

※毎月1日と16日に更新します。