本の感想はコチラ




 

他に、心に残った言葉を

別途に記したフレーズ集

(自分の記録用)

 

 



〝ただがむしゃらに本を読めば、その分だけ見える世界が広がるわけではない。どれほど多くの知識を詰め込んでも、お前が自分の頭で考え、自分の足で歩かなければ、すべては空虚な借り物でしかないのだよ〟

 

「理不尽に満ちた世界を生きていく上での最良の武器は、理屈でも腕力でもない」

「ユーモアだね」

 

「人を傷つけてはいけない。弱い者いじめはいけないし、困っている人がいれば手を貸してあげなければいけない。そんなことは当たり前じゃないかと言う人たちがいます。でも本当は当たり前じゃなくなっているんです。当たり前じゃないだけでなく、〝なぜか〟と問う人たちさえいるんです。なぜ人を傷つけてはいけないか、わからない人たちがたくさんいるんです。そういう人たちに説明するのは簡単じゃありません。理屈じゃないんですから。でも本を読めばわかるんです。理屈で何かを語るよりずっと大切なこと、人はひとりで生きているわけじゃないってことが、簡単にわかるんです」

 

選択肢などないという言葉は、ただの思い込みどころか、言い訳でしかなかったと今の林太郎ははっきりと理解している。選ぼうと思えば道はいくらでも四方に広がっている。選ぶか流されるか、それだけの問題なのだ。