地球が静止する日 | RYUJIのサブカル批評

地球が静止する日

映画「地球が静止する日」をDVDにて鑑賞。


これだけの豪華なキャスティングを揃え、これだけの膨大な予算を掛け、これだけスケールの大きな話を映画にしたのに、何だ、この下らない映画は。


キアヌ・リーブスの出る映画は、当たり外れが激しい。それは、彼が「これはお金儲けの為の映画」、「これは只でも出たい映画」と、はっきり割り切って出演しているからだと思う。まぁ、ある意味、ハリウッドで一番生き残っていけるタイプの役者だと思う。


1951年に公開された映画のリメイク版だそうだが、この作品はハリウッドが大金を掛けて制作すべき映画ではない。ティム・バートンのような監督が自己資金を投入して、洒落で作った方が絶対に面白い映画になる。


下手に家族愛を持ち出したり、特撮に金を掛けたりしてるモンだから、真面目に作っている分、余計に作品そのものが陳腐に見えてしまっている。


ティム・バートンが監督した場合の「地球が静止する日」を観てみたいと感じたのは、多分、僕だけじゃないと思う。


採点/20点


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