リアル鬼ごっこ | RYUJIのサブカル批評

リアル鬼ごっこ

DVDにて映画「リアル鬼ごっこ」を鑑賞した。


僕は何年か前に原作を読んでいて、この作品をどう映像化するのか、とても興味があった。

まあ、原作も設定の奇抜さだけで勝負している感があり、あまりお薦め出来るものではない。


この作品を監督した柴田一成監督は、はっきり言って駄目だ。

稚拙な原作を更に低俗なものにしてしまった。


柴田監督は、あまり映画を知らない(観ていない)人のような気がする。

そうでなければ、こんな「仮面ライダー」のような作りにはならなかったと思う。


低予算を言い訳にされそうだが、そんなのは観客には関係ない。

観客は同じお金を払って映画を観ている。それはDVDレンタルにしても一緒。

「2001年 宇宙の旅」も「レッドクリフ」も「リアル鬼ごっこ」も、同じ土俵で勝負しているのだ。

制作者サイドは、それだけの責任と覚悟を持って映画制作に取り組むべきだ。


採点/10点


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