りょうの一期一会 -6ページ目

りょうの一期一会

ifs(イフス)連載中


story 177 かけがえのない友達








一護「えっ!?」


「如月さんがいない!?」






拓也「何、寝ぼけた事言ってんだよ!!」

「葵ちゃんなんていないだろ!!」










一護「また~!!」




「如月さん、ココにいるじゃん。」

「何言ってんの!?」

「椎名君どうかしたの!?」

「そんな事言ってさ。」

「もしかして悔しかったりして。」

「あはっ。」







「ま、マジで言ってんのか・・・」






「拓也ちょっと・・・」






楓と拓也は病室を出る。







拓也「どうなってんだ!?」




「どうやら少し事故のせいで精神に異常が出てるらしい・・・」

「一護のお母さんは見てられないって少し休んでるよ。」





「ま、マジかよ・・・」




「大丈夫なのか!?」





「まだハッキリとした事は解らない・・・」



「一体どうなっちまってるんだよ!!」

「葵ちゃんは面会謝絶で、集中治療室に入れられてるし・・・」

「一護は一護でこんな状態かよ!!」


「マジでどうなってんだ・・・」





「ホント、何でこんな事になるんだ・・・」

「今頃、葵と一緒だったはずなのに・・・」





「な、なんでこんな事に・・・」










「くそーー!!」





「おい、おい!!」

「大声出すなよ!!」

「ここは病院だぞ!!」








そこに、一護のお母さんがやって来る。









一護の母「ごめんなさいね、心配かけちゃって。」




「い、いえ・・・」




「ホント、あの子もバカだねー。」

「車にひかれるの解ってて助けに行ったって言うじゃないの。」

「幸い、少年は助かったって聞いたけど、一緒にいた女の子はまだ意識不明らしいわね。」

「ホント昔から親に心配ばっかりかけさせるんだから・・・」




「何かあったら楓君に頼ってばかりで。」




「昔から迷惑ばかりかけて・・・」




「ごめんなさいね。」





「い、いえ・・・」




「ホント良い友達を持って一護も幸せ者だよ。」




「勉強もスポーツも特別出来る訳じゃなくね。」




「なんの取り得も無い子で・・・」




「なんにも自慢出来る息子じゃないんだけど。」




「親の私が言うのもなんなんだけどね・・・」









「ば、バカが付くほど優しい子だから・・・」









「これからも、どうぞ仲良くしてやって下さいね。」








そう言って一護の母は泣き崩れる。







「何言ってんですか!!」


「一護は俺にとって、かけがえのない友達ですよ!!」





「あ、ありがとう・・・」







「ありがとう・・・」










そして、時は流れ・・・




翌日




病院にて









「葵!!」

「葵!!」






「ん・・・んっ・・・」






「こ、ここは何処!?」




「おい!!」


「葵!!」


「大丈夫か!!」







「き、木村くん!?」






先生「どうやら峠は越えたね。」

「もう大丈夫だ。」






「俺が解るか!!」




「き、木村くん・・・」




「あっ!!」




「桜井君は!?」





「一護なら大丈夫だ!!」

「アイツは殺したって死なねーよ!!」








楓は葵を抱きしめる。








「心配掛けさすんじゃねーよ!!」




「葵がいなくなったらどうしようかと思った・・・」




「もう会えないんじゃないかと思った・・・」




「良かった・・・」















「本当に良かった。」