story 147 想い
直樹(落ち着け。)
(俺が負けるはずが無い!!)
(冷静になれ!!)
(しっかりしろ!!)
(俺は勝つ!!)
直樹は深呼吸する。
直樹「ふー。」
直樹(良し!!)
(俺は負けない。)
(ゴールが決まる確立90%)
(もう心配は要らない。)
(少し取り乱したが、落ち着いた。)
(アイツが何をやったかは知らないが、この勝負は俺のものだ!!)
シュート!!
しかし、直樹のシュートは楓に止められる。
北野「ピー!!」
「それまで!!」
「勝者はナンバー5!!」
「ファイナルステージ進出決定です!!」
楓「よっしゃー!!」
楓(ふっー。)
(危なかったぜ。)
(大体、アイツは確率に頼りすぎだ!!)
(世の中、確率通りに行くかってーの!!)
(別に俺は大した事をした訳では無いし・・・)
(ただ、無心でやってただけ!!)
直樹(な、何故!?)
(俺の確率は絶対のはず!!)
(何故、狂う!?)
(椎名をパートナーにしようとした時もそうだ!!)
(アイツが関わると俺の確率は狂わされる・・・)
(アイツは一体なんなんだ!!)
北野「第5ステージ終了!!」
「いよいよファイナルステージです。」
「それでは、勝ち残った4名の皆様はステージの上に来て下さい。」
隼人(いよいよ、ラストステージだな。)
(もう少ししたら沙織は俺のモノだ!!)
一護(ど、どうしよう・・・)
(決勝まで来ちゃった。)
(あー広瀬君怒ってるだろうな~)
(ま、まさか僕が優勝する事なんて無いよね・・・)
崇(・・・)
楓(アイツとの勝負にも勝ったし!!)
(川村に告白しよう!!)
(いつまで悩んでても仕方ない!!)
(葵の気持ちはもう過去の話だ!!)
(もう過去の思い出だ・・・)
(あ、アレ!?)
(また沙織さんの事はどうでもよくなってる!?)
4人はステージの上へ。
北野「ファイナルステージのキーワードはフィーリング、外見です。」
「ここまで来たら、最後は沙織姫に相手を決めてもらいます。」
「皆さんには想いを伝える時間を一人ずつ与えます。」
「それぞれ自分の想いを沙織姫にぶつけて下さい。」
一護「ねー楓。」
「何で僕がココにいるんだろう!?」
楓「はぁ!?」
「ステージをクリアして来たからだろ!?」
「別に沙織さんを好きでもないのに・・・」
「想いをぶつけるって言われてもなぁ~」
「どうしたらいいかな!?」
楓(な、何!?)
(一護は沙織さんに惚れて無い!?)
(何故だ!?)
(そう言えば、俺も沙織さんの事は好きじゃ無くなってる・・・)
(能力解除のキーワードは・・・)
(想いだ!!)
(そうか!!)
(他の誰かを想う気持ちが沙織さんの能力を解除させる。)
(一護の場合は初めから沙織さんの能力が効かないほどの想いがあったんだ。)
(と、なると・・・)
(普通に沙織さんに惚れてる俺の想いって一体なんなんだろう・・・)
(やっぱりまだ中途半端なのか・・・)
(まだ忘れられないのか!?)
北野「想いを伝える順番は、先ほどの沙織カードナンバーの数字が大きい方からです。」
一護「えっ!?」
一護(ぼ、僕が一番最初!?)
(な、なんて言おう・・・)
ファイナルステージスタート。
№7 桜井 一護。
№5 木村 楓。
№3 阿部 隼人。
№1 三上 崇。
残り4名。