りょうの一期一会 -33ページ目

りょうの一期一会

ifs(イフス)連載中


story 150 一人ぼっちは嫌!!







楓(どうなってんだ!?)

(三上さん、ちょっと雰囲気が違うぞ。)



(何だかちょっと恐いな・・・)





北野「では、最後にナンバー1の三上君。」



「どうぞ。」










崇は沙織のいるところへ。










「・・・」




沙織「た、崇・・・」




「・・・」




「・・・」




「・・・」




「沙織・・・」











「俺が止めてやるよ!!」







「えっ!?」









楓は・・・




まだ、過去を見ている。










場面は変わる。









(崇「沙織、隼人と付き合ったんだってな。」)




(沙織「・・・」)




(崇「隼人の事、本気で好きじゃないだろ!?」)




(沙織「・・・」)




(崇「京介にしたって!!」)




(沙織「・・・」)




(崇「アイツは本気だったんだぞ!!」)




(沙織「・・・」)




(崇「本気で沙織の事を想っていた!!」)




(崇「でも、俺は京介に酷い事をしてしまった・・・」)




(崇「辛かったんだ・・・」)




(崇「アイツの嬉しそうな顔を見るのが辛かった・・・」)




(沙織「・・・」)




(崇「俺も本当はあんな事したくなかった・・・」)




(崇「でも、あーでもしないと沙織の事をどんどん好きになる。」)




(崇「取り返しのつかない事になる・・・」)




(崇「その前に誰かが止めてあげないと・・・」)




(沙織「・・・」)




(崇「お前も変わってしまったよな。」)




(崇「いつからそんなに自分を大切にしないヤツになったんだ!?」)




(崇「沙織が他に色々男を作ってるのを知らないとでも思ってるのか!?」)




(崇「他のヤツは騙せても俺は騙せないぞ!!」)




(沙織「・・・」)










(崇「黙ってないで何とか言えよ!!」)




(沙織「・・・」)




(沙織「・・・」)




(沙織「・・・」)









(沙織「崇が悪いんだよ・・・」)




(沙織「私だって本気だった!!」)




(沙織「でも、崇はいつも人の事ばっかり気にして・・・」)




(沙織「一度だって私をちゃんと見てくれなかったじゃない!!」)




(沙織「京介とだってホントは付き合う気は無かった。)




(沙織「崇に少しでも振り向いてもらおうと思って・・・」)









(崇「な、何!?」)









(沙織「でも、崇は全然気付かない・・・」)




(沙織「いつでも人の事を考えちゃって。」)




(沙織「自分の事より人の事を・・・」)




(沙織「京介の気持ちはホントに嬉しかった。」)




(沙織「私なんかの事を必死に守ってくれて・・・」)




(沙織「本気で想ってくれて・・・」)




(沙織「でも、京介の気持ちには応えられない・・・」)




(崇「・・・」)




(沙織「私、何してんだろうね。」)




(沙織「崇の性格は誰よりも知ってたのに。」)




(沙織「そんな崇を好きになったのに・・・」)




(沙織「振り向いてくれないって一人でヤケになって。」)




(沙織「もうどうなってもいいやって・・・」)




(沙織「そしたら、急に男の子から沢山告白されるようになってね。」




(沙織「まるで何かにとりつかれたように。」)




(沙織「で、そのままズルズルと・・・」)




(沙織「今では自分の気持ちが自分でも解らないんだ。」)




(沙織「誰かに好きでいてもらわないと恐くて仕方ないの・・・」)




(沙織「また一人になるじゃないかと思って・・・」)




(沙織「もう嫌なの・・・」)










(沙織「もう一人ぼっちは嫌!!」)








(沙織「誰かに好きでいてもらわないと恐いの・・・」)









(沙織「恐くて、恐くて仕方がないの!!」)









(沙織「自分でもどうしたらいいか解らないの・・・」)




(沙織「解らない・・・」)















(沙織「だ、誰か私を止めて・・・)














そう言って沙織は泣き崩れる。