story 51 ウサギのオブジェ
楓(あっ!!)
(行ってしまった・・・)
綾乃「どうしたの?」
楓「い、いや何でもないよ」
楓(サッカー部の野郎!!)
(あの二人仲いいのかな・・・)
放課後
葵は
誠二「昨日は本当ありがとう!」
「お母さんも喜んでくれた!!」
葵「うん。」
「でも良かった!!」
「気に入ってくれたんだ!!」
「今日、葵ちゃん暇?」
「えっ!?」
「いやー昨日のお礼がしたいから帰りにマクドでも行かない!?」
「今日は部活も休みなんだ!!」
「い、いーよ!」
「本当!!」
「うれしいなー!!」
結人「あれー!!」
「仲良いね!二人!!」
「俺も仲間に入れてよ!!」
「あっ!!」
「吉岡君!!」
「何、話してたの!?」
「何か嬉しそうに!!」
「な、何でもないよ!!」
「本当かー!?」
「葵ちゃん本当!?」
「えっ!う、うん。」
薫「こらー!!」
「げっ!!」
「また葵ちゃんに馴れ馴れしく話しかけて!!」
「馴れ馴れしくて!お前・・・」
「いーじゃねーかお前には関係ないだろう!!」
「な、何その言い方!!」
「もー怒った!!」
「こっちに来なさい!!」
「い、痛て!」
「ゴメン!ゴメン!!」
「お、俺が悪かった!!」
「えへ!」
「何かあの二人仲良いね!!」
「う、うん。」
「そーだね!!」
「じゃー葵ちゃん行こっか!」
一方
拓也は
早紀「拓也君一緒に帰ろ!!」
拓也「あ、あー」
「ねー拓也君!」
「んー!?」
「ひとつ聞いていい?」
「何?」
「私と居てもつまらないでしょ!!」
「えっ!?」
「いつも違う事考えてるって感じ!!」
「い、いや、そんな事ないよ!」
「もー無理しなくてもいいよ!!」
「本気で付き合ってくれてない事は分ってるから・・・」
「いや、そんな事ないって!!」
「考えすぎやって!!」
拓也(本当に女の感はするどいなー)
(いつもと同じように振舞ってるのに・・・)
マクドナルドにて
誠二「いやー本当に助かったよ!!」
葵「こんな事でよければいつでも付き合うよ!!」
「ありがとう!!」
「それでさー葵ちゃん!」
「んっ!?」
「これ!お礼に!!」
「あーこれ昨日、露天であった!!」
「そうウサギのオブジェ!!」
「葵ちゃんすごい気に入ってたから!!」
「えーいつ買ったの!?」
「トイレに行ったついでに・・・」
葵(あーあの時!!)
(でも帰ってくるの早かったから・・・)
(わざわざこれを買う為に行ったんだ!!)
「でもなんか悪いよ!」
「そういうつもりじゃなかったから・・・」
「いーの!いーの!!」
「これはほんのお礼だから受け取って!!」
「本当に貰ってもいいの!?」
「うん。」
「嬉しいー!!」
「でも葵ちゃんってウサギみたいだよね!!」
「何かいつも寂しそうな目をしてる!!」
「えっ!?」
D.A
拓也「なー楓!!」
楓「んー」
「今日さー早紀に言われた!!」
「えー何て!?」
「無理に付き合わなくてもいいよって!!」
「あ、あー」
「やっぱり気持ちは嘘付けないのかなー!!」
「いつもと変わらないように接しているつもりなんだけど・・・」
「分るんじゃない!?」
「女の感はするどいからー!!」
「あれから玲奈とは話してないし・・・」
「向こうもどう思ってるのか分らんし!!」
「あー俺も俺も!!」
「俺も最近、葵と全然会話してない!!」
「なんか最近同じクラスで気になる子が出てきた・・・」
「な、何!?」
「ま、マジで!!」
「あー!!」
「好きとかじゃないと思うんだけどすごい気が合う!!」
「じゃー葵ちゃんはどうすんだよ!!」
「誰かに取られても知らねーぞ!!」
「いや!それはダメ!!」
「お、お前なーそんなわがままな事、通用すると思ってるの!!」
「で、誰!?」
「その気になる子って!!」
「拓也は知らないと思うけど、前に言ってた優等生の子!!」