前回のブログを書いてからまだ二日もかかって、

やっと子犬は息を引き取った。

 

でも最後の日までやっぱり食べようとしてたんだ。

 

どの子の死もそうだけど、

なんか、むなしくて、申し訳なくて、

ありきたりすぎる言葉だけど、悲しくて。

 

ちょっとしんどいけど次から次にやるべき事はあって。

 

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飼い主の引っ越しの時に置いて行かれた犬。

 

まずラオス人のfbグループに投稿された。

それを誰かが外国人のグループでシェアした。

 

どっちのグループでもさ、

飼い主ひどい、犬かわいそう、っていうコメントであふれていて、

でもそれだけ。

 

かわいそうだよ。

でもかわいそうって言うだけじゃ何も変わらないじゃん。

 

かわいそうって言うコメントが100ついたとしても、

この犬は救われない。

 

せめて避妊手術とワクチンが出来るんじゃないか、って書いてみたの。

 

そこからがとんとん拍子で、

いつも助けてくれる人が、避妊、ワクチン代出すよ、って言ってくれて、

じゃぁ早速病院行こうって事になって、

たまたま子の犬を知ってるラオス人の友達がいたからすぐに捕獲してもらった。

 

でもやっぱり助けてくれるのはいつも同じ人達なんだよね。

 

今は手術が終わって回復待ちなんだけど、

ものすごいダニがいてさ。

 

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案の定マダニ熱。

 

血液検査代、ブラべクト代、マダニ熱薬代、入院代、

避妊ワクチンだけで終わるはずもなく、

私の支払いが発生してしまうんだな。

 

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でも保護が間に合ってよかったと思う。

 

妊娠出産ももうしないし、

マダニ熱で命を落とす事もない。

 

 

あともう1匹犬の件。

パルボから復活して、

来年日本行きが決定してる子ね。

 

治療が終わってワクチンも済んで、

来年までの預かりさんを探してたの。

 

預かりさんって、保護活動を進める上で、

ものすごく重要で、一般的な事じゃんね?

 

里親になることがアダプト。

預かりさんになることがフォスター。

 

でもさ、預かりさんを探してるっていう投稿に色々コメントついてさ、

1年間だけとか、犬と人の絆が出来た時に引き離すとかひどい、って。

 

そりゃさ、本当に信頼できる里親が、

こっちですぐに見つかるんだったらいいよ。

 

でもさ、あんたら外国人、

何かと理由つけて置いて行くじゃん。

新しい家探すじゃん。

 

ラオス人だって他県に引っ越すだけでも手放すじゃん。

 

もともと病気になったから遺棄された可能性が高い犬で、

もう二度とそんな目にあっちゃいけないじゃん。

 

言うだけって本当に簡単だからね。

 

批判する人は誰ひとりとして他の案もなく、

かわいそうだ、ってただ言うだけ。

 

でももちろん理解してくれてる人も多いわけで、

色んな人が擁護してくれて、

コメントがたくさんついたことで拡散されて、

犬は無事に預かりさんがみつかった。

 

これでこの子は安心。

 

日本行きの準備を粛々とすすめるのみ!

 

 

100の事を言うんだったら、

1でもいいから動けばいい。

 

次から次になんとかしたいと思ってなんとかしてきても、

次から次に新しい子がでてくるんだよね。

 

不幸な犬猫の数は全く減っていない。

 

でも、だからといって、やってることが無駄だとは思わない。

 

もちろん数を減らせたらいいに決まってるけど、

その子にとっての世界をよくしたい、というのが信念だから。

 

あとはこれだね。

 

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これ、座右の銘にする!