しばらく更新できず。

 

まず、12月3日。

乳飲み子が遺棄された。

 

ミケ猫の方が泣いてくれて見つける事が出来た。

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こんな枯れ葉のところで転がっていたら

踏まれてしまうよ・・・

 

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両方とも100g。

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ラオスの猫は80g以下とかで生まれ、

とにかく小さい。

 

目ももうぱっちりあいていたので、

拾った時で生後10日弱だったと思う。

 

ニ匹ともものすごい虫がお腹にいて下痢。

特にキジ。

虫が次から次に肛門からあふれ出て、

でもなんとか出し切って下痢も止まったのに、

ミルクもシリンジで飲みこんでいたのに、

明け方から2時間ほど苦しんで死んでしまった。

 

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最初に発見した時もミケが泣く横で眠っていたし、

弱っていたのかな。

 

短すぎる猫生で、お母さんとも少ししか一緒に過ごせず、

最後は苦しかった猫生。

 

すべてが身勝手な人のせいだ。

 

ミケがすくすくと成長する同じスペースで、

ブータンという看取りの猫がいる。

 

お腹すいたーってミケが泣いていて、

ブータンは無意識なのか痛みからなのか、

こちらも泣いている。

 

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半月入院して肝臓の治療をしていたけど悪化の一途。

おそらくFIPだろうと。

でもラオスでは確定診断は出来ません。

 

ぶーたんはまだ2歳。

こちらも短すぎる。

 

今はもう歩けないくらいがりがりで、

でも舐めるだけだけど食べてる。

シリンジで入れたら飲み込む。

 

100万円くらいかかるムティアンは無理。

コンケン大学でのGSでの治療は40万円くらい。

これも毎月赤字になっている現状では無理。

 

でも今朝知ったのが、

病院からではなくGSを売っているところがタイにあって、

そこからだと20万円くらいで手に入ったかもしれない。

 

半月前にまだぶーたんが少しは元気で、

病院でFIP疑いって言われた時に手配で来ていれば。

 

でも今までもFIPかもしれないって言われた子はたくさんいて、

圧倒的に違った事の方が多い。

 

そうなのか違ったかは、

確定診断が出来ないラオスでは、

死んだかどうか、でしか分からないんだけど。

 

だから違うだろうと楽観的に考えてしまったというのもある。

 

今骨と皮だけになったぶーたんを見て、

自責の念でおしつぶされそうだ。

 

この経験を次に、とも言えるけど、

今までキキも犠牲にした。

腹水は抜いてはいけないと知らなくて、

抜いてしまった次の日に死んだ。

 

そしてブータン。

 

犠牲になっていい命なんてないのに。