私のストレスの原因は2つだけなの。
ブンシューと従業員。

これを排除したら心穏やかに過ごせるんだよね。

あの姉妹がばっくれてから、従業員に関してはだいぶ落ち着いてきた。
でもその後に入ってきた3人、また全然駄目なんだけど。

ウエイトレスに関しては、最初にタイ語が話せるか確認した。
「ダーイ ジャ!」とか言ってたけど、
結局イサーン語(タイの方言でほぼラオス語)で、
意思疎通が困難でストレスになってる。

私の発音が悪いのは百も承知。

けど、お客さんも外国人なんだから、
外国人が話す言葉を、想像して汲み取ってくれないと、
ウエイトレスは出来ないんだよね。

外国人に慣れてるラオス人は、意思疎通が割と出来るんだけど、
うちのような小さなレストランには、
そういうちょっとこじゃれたラオス人は働きに来ない、というのが現実。

とりあえず、肋間神経痛を発症しないために、
その子にはあと1週間様子を見るって伝えた。

それでだめならばっさり切って次に行く。


そして最大の問題であるぶんしゅー。
もうさ、出て行ってもいいって言ってるんだよね。
いても口もきかないし、チップを盗んだりもするし、
金庫のカギも開けられちゃうから、
外出するときは全財産もっていかないといけないし。

何か色々悪さもしてるみたいだし。

警察に通報してやろうと思ったけど、
あっさり出てきたら恨まれるだけだし。

私さ、出来ない出来ないと思ってた料理なんだけど、
昨日から特訓したらさ、意外に出来るんだよ。

野菜いためもサバステーキも、
アスパラバターもにんにくチャーハンも、
そしてイカリングガーリックも。

ぶんしゅーと同じ感じに出来たんだよ。

ここまで出来たらもうぶんしゅーお払い箱だよ。

タイ人を呼ぶ手筈も整ってる。

タイ人がタイに帰ってから、2万B貸してって言われたの。
そこで、本当だったらお金の貸し借りはしないんだけど、
今後のことを考えて、恩を売るために貸したの。

案の定まだ返済はないけど、
ここに働きに来て返すって言ってるし。

準備万端。

ぶんしゅーは貯金の半分をよこせって言うんだよね。
ありえないよね。

お金盗んで物壊して、私を殴って、置屋行って。

でもさ、結婚してからの財産は半分こっていう法律が
どうやらラオスにもあるんだってね。

なんとか回避できないか考え中。

ラオス人である彼の給料が月13000B
日本人である私の給料が月50000B

彼にはもう月々払っていて、
私は使わずに貯金してるっていう主張でいけるかな?

そしたらびた一文払わずにいけるんだけど。

まぁさ、お金を盗まず、月13000Bの働きをちゃんとするなら
このまま継続してもいいとも思うんだけどね。

そこのところが私の弱さだよね。

高島れいこはすごいと思うの。
決断できる女っていうの?

そうやって決断した者だけが、
本当の幸せを手に入れられるんだろうね。

そしてこういう弱い者が肋間神経痛に悩まされるわけ。