FERNANDES RLG-60 2019 VCS ギター

↑こちらは、6年前に地元の HARD・OFF で25,000円で購入した FERNANDES の「RLG-60 2019 VCS」で、見た目は新品同様の雰囲気でした。

 

以下に FERNANDES のサイト掲載のスペックを転記させて頂きました。

NECK : Mahogany, 17°

SCALE : 628mm

FINGERBOARD : Laurel, 22F, 400R

JOINT : Set-Neck

NUT (width) : Resinoid, 43mm (0 Fret)

FRET : 2.7mm

TUNER : FERNANDES Original Type

BODY : (TOP) Maple 15mm

(BACK) Mahogany 45mm

PICKUPS : (Neck) Original Pickup

(Bridge) Original Pickup

CONTROLS : 2Volume, 2Tone, Toggle-SW.

BRIDGE : FERNANDES Original Type

STRINGS : .010 – .046

COLOR : VCS(ヴィンテージ・チェリー・サンバースト)

 

 

 

FERNANDES RLG-60とGibsonレスポール比較

↑ちなみに、写真左側が RLG-60 2019 VCS で、右側は 1998年製の Gibson レスポール・スタンダードです。

 

ボディの厚みを比較すると、Gibson は50mmなのに対して RLG-60 2019 VCS は47mmで Gibsonより3mm薄く、少なからずショックを受けた事を思い出します(汗)

 

「多少ボディが薄かろうが、でもそんなの関係ねえ!」って方は別に良いんでしょうが(笑)自分は大して弾けないくせに、こういう細かい事が気になっちゃうんですよね(汗)

 

 

 

FERNANDES RLG-60 guitars

↑店頭でのネック確認は、問題なし。試奏では「弦高が高くて弾きにくいな」と思ったのですが「下げりゃいいじゃん」と思い、また「新品同様で25,000円は、悪くないかも?」と購入したわけです。

 

 

家に帰り、自分が弾きやすい高さまで絃高を下げて弾いてみると、高音部、14フレットあたりから最終フレットの辺りが僅かにビリつき音がかすれ、嫌な感じがしました(汗)

 

 

「嘘だろ?」と、再度ネックを入念にチェック。ヘッド側から覗いた時は気付かなかったのですが、ブリッジ側から見てみると、14〜17フレットの辺りが他のフレットに比べ、ほんの僅かですがフレットの頭が飛び出して見え「マジか?」と血の気が引きました(大袈裟か  笑)・・・

 

 

新品同様の美品が25,000円だった理由は、これだったのです。ハイ・ポジションがカスレないように弦高を高くし売られていたのだと思いました。それを見抜けなかった自分が甘かった(汗)当たり前の話、安いのには理由があったわけですね(汗)

 

 

結局、弦高を上げてビビらないようにしましたが、その状態は自分にとっては弦高が高くて、とても弾きにくいギターになってしまいました。こんな状態でも、あまり気にしない方もいるかもしれませんが、自分は耐えられない・・・

 

 

ちなみに、Gibson レスポール・スタンダードの方は、かなり弦高が低いのに全フレットでビリつき、音詰まりなど皆無で、とっても弾き易い。それに比べると「RLG-60 2019 VCS」はハイ・ポジョンで弦高が高過ぎて、弾く気が失せる感じ・・・

 

 

というわけで、最近は全く弾いていません。弾く気が失せたギターを持ってても邪魔になるだけだし、さっさと HARD・OFF に売り飛ばしてしまうのが良いでしょうね。

 

 

 

↑それはともかく、恥ずかしながら、この RLG-60 2019 VCS のようなネックの症状を「ハイ起き」もしくは「元起き」と呼ぶのだと最近知りました。この動画で、なるほど、こういう事だったのか!と原理を知ったところで、後の祭り・・・

 

 

 

↑なんとか修理できないものか?と、こちらの動画を拝見すると「ネックアイロン修正」なる手法があると知りましたが、工具なんか持っていない自分にゃ、無理ですわい・・・

 

 

 

↑こちらの動画では、フレットを全部抜き、ハイ起き部分の指板を削ってからリフレットすることで改善できることが解説されていましたが、そこまでやったら、一体、幾らかかるんでしょうか・・・

 

 

ド素人なりに考えてみると、14フレットよりハイ・ポジションのフレットを少し削る、いわゆる「フレットの擦り合わせ」とやらを行えば、問題は少し解消されるのかもしれませんが、それだって自分じゃ出来ないし、1〜2万かかるらしい・・・

 

 

ということで当たり前ですが、安い中古ギターには、それなりの理由が有る。今回、それを改めて実感しました(涙)今度リサイクル・ショップで買う時は(懲りて無い 笑)ネックが「ハイ起き」してい無いか?をシビアに確認しようと思います。

 

 

 

HARD・OFF 買取明細 RLG-55 12,000円

↑というわけで、25,000円で買った FERNANDES の「RLG-60 2019 VCS」は HARD・OFF に買い取って貰いました。どうせ5〜6,000円だろ?と思っていたら予想外の12,000円で、ちょっと嬉しかったです(笑)

 

 

それはさておき、新品のレス・ポールなら、最近「Bacchus(バッカス )」などは4万くらいで買えますし、評判も良いようです。やっぱり、新品が安心ですよね。