ギターの写真

↑久々に、ストラトの弦高を調整しようと思った。せっかくなので「適正な弦高」とは、どんな数値なのか?を調べてみた。

 

 

 

↑「ESP学園ギタークラフト科」様の動画を拝見すると、ESPの基準は「12フレットで1弦が1.0mm、6弦が1.5mm」で「この数値は、世間一般よりは低め」と解説されていましたが・・・

 

弦の太さ、プレイ・スタイルによって自分好みに調整して構わないとのこと。

 

 

 

↑「Guitar Shop TONIQ」様の動画によりますと「12フレットで1弦が1.5mm、6弦が2.0mm」と言及されていました。ESPさんの基準より0.5mm高いわけですが、この値が「一般的」なのかもしれないですね・・・

 

 

 

Fender Stratocaster ギター調整方法ムック

↑ちなみに、リットーミュージックムック「FENDER STRATOCASTER」掲載「これが正しいストラト 調整法」の弦高調整のページを以下に纏めてみますと・・・

■各弦のブリッジ・サドルの高さは「指板のアールに沿うようにする」のが基本。

 

■トレモロをフローティング状態にセッティングしている場合は、弦高調整を行うとフローティング具合も変化してしまうので、それも調整する必要がある。

 

■筆者の基準値は、1弦で1.4〜1.7mm、2弦で1.5〜1.8mm、3弦で1.6〜1.9mm、4弦で1.7〜2.0mm、5弦で1.8〜2.1mm、6弦で2.0〜2.3mmとなっている。

 

この基準以下の弦高は、指板のアールが弱い(240R以上)ギターの場合に限り不可能ではないが、指板のアールが強い(184R)ギターの場合には、ネックなどに異常が無くてもチョーキング時に音詰まりが発生してしまう。

 

 

 

 

↑こちらは末松一人(すえまつかずと)氏の動画ですが、「弦高」の考え方の基本が分かり易く解説されていました。

 

 

 

↑こちらは、トモ藤田氏による弦高調整の実演動画。トモ藤田氏はスケール全く使わず、生音で色んなポジションで弾いてビビリ、カスレ、というかバズを確認して、それが出ないように弦高を上げていますが、これを見て嬉しくなりました。

 

自分は面倒なのでスケール使ったことなく、トモ藤田氏と同じようにやっていたからです。ただ、アンプで音を出しながらやってました。生音でやった方が、よりバズが確認しやすいですね。今後は、そうしようと思いました。

 

ただ、幾ら弦高調整したところで、ネックが反っていては全く意味ないですよね。ネックの点検、調整が済んでから弦高調整をすべきでしょう。ネック確認・調整と弦高の調整は、セットで。ということで・・・

 

 

 

↑こちらも「ESP学園ギタークラフト科」様の動画で再確認。こちらでは45cmのアルミ・スケールを使っていましたが、無くても出来そうな感じですね。

 

 

 

↑こちらは「「Guitar Shop TONIQ」様の動画。自分は、こちらの方法が好みかな。45cmのアルミスケール持ってないし。ということで、ネックの確認・調整→弦高調整を完了。

 

自分、安いストラト 10本くらい持ってるんで、片っ端からやってたら一日終わりました。レスポールもやんなきゃな・・・

 

 

 

↑おっと、弦高の上げ下げをしたらオクターブ・チューニング(オクターブピッチ調整)も忘れちゃいかんっすね。こちらはトモ藤田氏の調整の様子です。

 

 

 

↑ESP学園ギタークラフト科様の動画で、なぜオクターブ・チューニングが必要なのか?その理由を復習。てなわけで、ギターを調整するってのは、けっこう楽しいもんっすね。

 

 

 

↑おっと!「ピックアップの高さ調整」を忘れていた(汗)弦高調整したら、ピックアップの高さも見直してみることにします。当たり前ですが、高さを変えればサウンド変わりますよね。

 

 

 

↑こちらでも、復習。

 

 

 

↑チェックポイントは、まだ有った(汗)こちらもESP学園ギタークラフト科様の動画ですが、激安ギターや中古品などでは、ナットの溝が浅すぎて低音部が弾き難い場合が有るし、逆にナットの溝が深すぎて弦高が異常に低くなってしまう場合も有りますよね。

 

しっかりメンテナンスしたギターは、当たり前ですが弾き易い。気持ち良く弾ける。練習時間も自然と増えますよね。