↑久々に「MEGADETH」のラストライブを収録したDVD「Rude Awakening」を楽しんだ。映像はクリア、音も良く、映像はライブ演奏を余計な演出無しに収録されていて、安心してジックリ楽しめる物になっていますね。
国内盤パッケージの帯には、以下の記載があります。
デイヴ・ムスティン、デヴィッド・エルフソン、ジミー・デグラッソ、アル・ピトレリ・・・
2002年4月の突然の解散をもって約20年におよぶ歴史にピリオドを打ったメガデスのファイナル・ラインナップによる、ラスト・ライブ!!2001年11月17日アリゾナ州フェニックスにて収録!!
↑パッケージ裏面。収録曲は、以下の通りです。
(01)DREAD AND THE FUGITIVE MIND(4:12)
(02)WAKE UP DEAD(3:26)
(03)IN MY DARKEST HOUR(5:28)
(04)SHE WOLF(8:17)
(05)RECKONING DAY(4:24)
(06)DEVIL’S ISLAND(5:06)
(07)BURNING BRIDGES(4:56)
(08)HANGAR 18(4:45)
(09)RETURN TO HANGAR(3:54)
(10)HOOK IN MOUTH(4:41)
(11)1000 TIMES GOODBYE(6:13)
(12)MECHANIX(4:36)
(13)TORNADO OF SOULS(5:47)
(14)ASHES IN YOUR MOUTH(6:05)
(15)SWEATING BULLETS(4:38)
(16)TRUST(6:46)
(17)SYMPHONY OF DESTRUCTION(4:50)
(18)PEACE SELLS(5:22)
(19)HOLY WARS(8:52)
(20)SILENT SCORN(2:00)
ボーナス映像
■ Underground live show ■
(01)KILL THE KING(3:40)
(02)ANGRY AGAIN(3:17)
(03)ALMOST HONEST(3:42)
(04)TRAIN OF CONSEQUENCES(4:21)
(05)A TOUT LE MONDE(4:42)
■ Megadeth on Megadeth ■
INTERVIEW
↑DVD情報は、以下の通りです。
EAN : 4988006942783
メディア形式 : 色, ドルビー
時間 : 1 時間 47 分
発売日 : 2002/8/21
出演 : メガデス
販売元 : EMIミュージック・ジャパン
ASIN : B000069KYJ
ディスク枚数 : 1
↑国内盤には、モノクロのリーフレットが付属していました。
↑中面には、伊藤政則氏(MASA ITO)による長文の解説が掲載されており、以下に一部を転記させて頂きました。
周知の通り、ムスティンのミュージシャンとしてのキャリアは、あのMETALLICAから始まっている。
初期2枚のアルバムのソングライターのクレジットに彼の名前が見て取れるが、レコーディング前に解雇を通告され、その後に結成したのがMEGADETHだった。
流動的なメンバー構成の中でムスティンは複雑な曲展開、アグレッシヴなサウンドの独創的音楽空間を完成させ、自らが命名した「インテレクチュアル・スラッシュ・メタル」がバンドの代名詞となった。
初期の傑作は「PEACE SELLS... BUT WHO'S BUYING?」('86年)と「SO FAR, SO GOOD... SO WHAT!」('88年)ということになるだろう。
しかし、セールス的な黄金時代といえば、サウンドに整合性を持ち込んだ「RUST IN PEACE」('92年)を忘れるわけにはいかない。
マーティー・フリードマン(g)、ニック・メンザ(ds)を迎えたこの時代のバンドの勢いは凄まじかった。特に後者のアルバムは全米チャートの2位に初登場で飛び込み、間もなくプラチナ・アルバムに輝いている。
ムスティンの孤高のカリスマ性、妥協なきライブ・パフォーマンス、しかし、他のバンドとは異なりムスティンとフリードマンのツイン・ギターの聴かせどころもあり、結果、彼らは幅広いファン層を獲得するのである。
しかし、ムスティンのドラッグとアルコールの問題は解消されず、精神的な意味での激しい起伏がバンドの成功に水を差していく。
それがバンドの決定的なステイタス確立の障害になったことは否めない。ムスティンの精神的な弱さ、その人間性が透けて見えるバンドだったとも言えるだろう・・・
以下、割愛させて頂きました。
↑このライブは、YouTubeで観れますけどね。
↑このライブの、2枚組CDも出ています。
↑ジャケット裏面。
↑2枚組みのCD。
↑付属の解説。