午前10時半くらいだったと思う。自転車で市内を走行中に腹が減ったので街道沿いの牛丼チェーン店へ入り、11時までやっている朝食を食べようと思った。

 

 

店内に入ると、オイラの他に客は5人くらいで、レジ近くにはデリバリーの配達員が3名並んでいた。納豆朝食をテーブルのタブレットから注文すると、気が付いた。

 

 

カウンターに並んでいるオイラ以外の5人の客は、誰も食べておらず、なんだかイライラした様子で厨房の方を見ているのである。

 

 

そこで厨房を見ると店員は2人しかおらず、一人は調理担当で、一人は袋詰め担当。2人とも焦って作業している感じ。

 

 

なるほど、注文が入った順に作ってるので、オイラの納豆朝食は3名のデリバリー分と、オイラ以外の店内の5人の分を全て作った後になるわけだ・・・

 

 

店員は水を持ってくる余裕も無い様子でせっせと作業しているのだが、デリバリー配達員の一人が「おい、まだかよ!?」と大声を上げた・・・

 

 

すると、店内の客の一人が大きな溜息を付き、席を立って店を出ていった。オイラは、鞄に入れてある文庫本を読みつつ15分ほど待っただろうか・・・

 

 

ようやく一人の配達員が大きな袋を持ち急いで店から出ていったが、次は新たな客、しかも4人連れで来店(汗)

 

 

すると、痺れを切らしたカウンターの男性が「チッ!」と舌打ちして店を出て行った。ま、ごもっとも(笑)

 

 

オイラも、この状態なら納豆朝食がいつ来るかわからないので、店を出た。あの状態からすると、調理する人間があと一人いないと、店内とデリバリーの注文は捌けないはずだ。これも、人手不足の影響なんだろうね。

 

 

その店、納豆朝食を求めて数日後の午前10時頃に再び行ってみると、店外の看板と店内に電気は付いているものの、入口の扉に「現在、注文が受けられません」という内容の貼り紙が貼られ、扉に鍵が掛かっており、入店できず。

 

 

これは、あの日の事から店側も対策を講じたのだろう。食事しに来た客を追い返すのは、いかがなものか?とは思うが、これもやっぱり、人手不足だから仕方ないのだろうか・・・