↑Lou Ann Barton の「You Can Have My Husband」をCDに合わせて弾いてみました。この曲のリフ、ブルースに詳しい方でなくとも耳にしたことがあるかもしれませんね。

 

Stevie Ray Vaughan はメジャー・デヴュー前「TRIPLE THREAT REVUE」というバンドをやっていて、そのヴォーカルがルー・アン・バートンだったようです。

 

Wikipediaの情報を以下に引用しておきます。

ルー・アン・バートンは、1970年代からテキサス州オースティンに拠点を置くアメリカのブルース歌手。

 

AllMusicは「彼女が舞台で投影する優雅さ、落ち着き、自信は、女性ブルース歌手の長い伝統の一部である」と述べた。

 

 

↑この「You Can Have My Husband」は、寄せ集め音源が収録されている「Stevie Ray Vaughan & Friends Solos, Session & Encores」で、収録曲は、以下の通りです。

 

(1)THE SKY IS CRYING(LIVE)

(2)SOULFUL DRESS

(3)DONT STOP BY THE CREEK, SON

(4)MIAMI STRUT

(5)NA-NA-NE-NA-NAY

(6)GOIN' DOWN(LIVE)

(7)OREO COOKIE BLUES(LIVE)

(8)ON THE RUN(LIVE)

(9)ALBERT'S SHUFFLE(LIVE)

(10)CHANGE IT(LIVE)

(11)YOU CAN HAVE MY HUSBAND

(12)TEXAS FLOOD(LIVE)

(13)PIPELINE

(14)LET'S DANCE

 

David Bowie「Let's Dance」や、Jeff Beckとのツアーから「Goin' Down」、Albert King、B.B. King、Paul Butterfieldと共演した「The Sky is Crying」などが収録されています。

 

 

 

↑このリフは「You Can Have My Husband」よりも、SRVの死の翌年(1991)に生前の音源を集めて発表されたアルバム「The Sky is Crying」に収録されているインスト「So Excited」のプレイの方が有名かもしれません。

 

 

 

↑その「So Excited」は以前弾いたのですが、この時は未だ「You Can Have My Husband」の存在を知りませんでした。

 

しかし、初めて聴いた時は「なんじゃ?この泥臭い曲は!?」と思った反面、何回か聴くうちにグルーブというかノリが心地よく感じ「これ、絶対に弾きたい!」と思ったもんです。

 

 

↑SRVがルー・アン・バートンとバンドをやっていた頃の詳しい話は、株式会社シンコー・ミュージックから出版された単行本、「魂への帰還 スティーヴィー・レイ・ヴォーン」に詳細が記載されていて・・・

 

ルー・アン・バートンについては「口の悪い飲んだくれで、その気性の激しさと釈放な性欲は、素行の悪い男性ロックンローラーも顔負けだった」と描写されています(笑)