↑チェリー・サンバーストのレスポールが欲しくなり、中古で購入してしまった。これは「FERNANDES」の「RLG-60 2019 VCS(ヴィンテージ・チェリー・サンバースト)」のようで、以下に FERNANDES のサイトよりスペックを転記した。

 

NECK : Mahogany, 17°

SCALE : 628mm

FINGERBOARD : Laurel, 22F, 400R

JOINT : Set-Neck

NUT (width) : Resinoid, 43mm (0 Fret)

FRET : 2.7mm

TUNER : FERNANDES Original Type

BODY : (TOP) Maple 15mm

(BACK) Mahogany 45mm

PICKUPS : (Neck) Original Pickup

(Bridge) Original Pickup

CONTROLS : 2Volume, 2Tone, Toggle-SW.

BRIDGE : FERNANDES Original Type

STRINGS : .010 – .046

COLOR : VCS(ヴィンテージ・チェリー・サンバースト)

 

 

実はオイラ、FERNANDES のギターを買うのは初めてである。以下に Wikipedia に掲載のブランド情報を転記した。

フェルナンデス (Fernandes Co., Ltd.)は、エレクトリックギター、エレクトリックベースを中心に企画・販売している日本の楽器メーカーである。

 

前身となる斉藤楽器は1969年2月設立。当初はクラシックギターの販売が主であった。1972年10月に社名を現在のフェルナンデスに変更。同年から本格的にエレキギターの販売を開始する。

 

当初は主にフェンダーやギブソンのコピーモデルを販売していた。フェンダー系はフェルナンデスブランド、ギブソン系はバーニー(Burny)ブランドと区別している。

 

それまで形だけのコピー楽器が多かった業界へ本格的な設計(構造的にはオリジナルとは微妙に違いがあったが)の楽器を持ち込み、プロ・アマ問わず大きな支持を得た。

 

ボディシェイプのみならず、ロゴまでそっくりにしたため、コピー元であるフェンダー社からクレームが来た事もある。

 

なお販売はフェルナンデスだが、製造はカワイ楽器、東海楽器、ヘッドウェイ、鈴木バイオリンなどが担当していた。

 

1980年代以降はオリジナルモデルにも注力し、1990年3月に発売したスピーカー内蔵エレクトリックギターZO-3は35万頭以上を売り上げた。

 

アーティストモデルも数多く手がけており、矢沢永吉モデル、布袋寅泰モデル、hideモデル、BUCK-TICKモデル、kenモデルなどが存在する。

 

またオリジナル商品のサスティナーは、弦の振動を持続させることで永続的なサステインを得られるという画期的な機能によって、エドワード・ヴァン・ヘイレンやスティーヴ・ヴァイ、ニール・ショーン、ジ・エッジ、スラッシュら、多くの世界的ギタリストに使われている。

 

過去にはアメリカのエフェクターメーカーDigiTechとDODの国内総販売元を務めていたほか、イギリスのアンプメーカー「ハイワット」のブランドを所有していたこともある。

 

 

 

ちなみに、この「RLG」シリーズには他に2つのモデルがあり、1つは↑写真のRLG-60 2019 VLD(ヴィンテージ・レモン・ドロップ)で、もう1つは…

 

 

↑RLG-60P 2019 VGT(ヴィンテージ・ゴールド・トップ)である。こちらは見ての通り、P-90タイプのオリジナルPUが付いていて、こちらもなかなか良い感じである。

 

 

↓こういうのもあるんですね・・・

 

 

 

ヘッド形状。3本のネジで留めるトラスロッド・カバーの形状が独特。ヘッド形状は、Gibsonと比べてどうなのか?

 

 

オイラの98年製スタンダードと比較。微妙に、いや、かなり形は違う。Burny のヘッド幅は Gibson より少し狭く、全体的にスリムな印象だが、良い形だと思った。

 

 

↑側面から見たRLG-60 2019 VCS。

 

話は変わるが、以前オイラは中古の GrassRoots のレスポール・モデルを持っていた。購入時は気づかなかったが、帰宅後に「ボディが薄い!」と気づき、唖然とした経験がある。

 

測ってみると、Gibson はボディ厚みが50mmなのに対して GrassRoots は45mm。GrassRoots は5mmもボディが薄かった(Gibsonと同じ厚みのモデルもあるが)。なんで買う前に気がつかなかったんだ!?と呆れた。

 

その経験があるので、今回は店頭購入時に最初にボディの厚みをチェックした。と言っても定規で測ったわけではなく、Gibsonと並べて比較したわけでもなく、目視して「これは薄くない。Gibsonと同じ厚みだ!」と思った。

 

念のため店員さんに確認してみると「国産レスポール・モデルにはボディが薄いモデルもあるが、これはGibsonと同じ厚みのはずである」とのことだった。

 

 

ところが、家に帰って測ってみると、写真左側、RLG-60 2019 VCS の厚みは47mmで、写真右側の Gibson レスポール・スタンダードより3mm薄かった…

 

もう、呆れてしまった。自分が嫌になった(笑)ただ、購入前に3mm薄いと判っても、オイラはこいつを買ったと思う。なぜか?と言えば、以前持っていた5mm薄い Edwards ほど気にならないからである(汗)何より安かったし(笑)おまけに3mm薄いせいか、Gibsonよりもだいぶ軽いし(汗)

 

 

オイラは少し前に「レスポールは1本有ればいいから売っちゃえ!」と2本のレスポール・モデル(2本ともGrassRootsで、そのうち1本はGibsonとボディの厚みは同じだった)を売却したのに、またレスポールを買ってしまった。やってる事、支離滅裂。

 

 

とかなんとか言っても、買って良かった。こいつは、傷など全く無く新品同様で、フレットも全く擦り減っておらず、ネックも一直線、弾いた感じも悪くなかったからだ。