↑この Fender Japan は、今年の4月に買った時にゃノイズなんか全く出ていなかったのに、なぜか最近は「ジ〜」ってノイズが酷く、弾く気が失せるレベル。しょぼん

 

その状態で、弦やブリッジ、アームを手で触るとノイズは殆ど無くなり「弦アース」は正常であることは確認済み。しかし、手を離した瞬間に「ジ〜」となり、再び幻滅。ガーン

 

先日はジャック内壁を清掃したがノイズには効果が無く、原因が内部電気パーツの消耗や接触不良ってことになると、ど素人のオイラに原因箇所の特定なんか出来るわけない。しょぼん

 

ってことで、できる事から再確認。フロント、センターPUともにボリュームが「10」でも「TONE」を「0」にすると「ジ〜」という酷いノイズは、ほぼ完全に消える。リアPUは「TONE」が効かないからノイズ出放題だが…

 

しかし、これには少々驚いた。オイラは普段「TONE」は常に「10」にしてあり、触ることなんか無いので気付かなかったのだ。それはともかく、これでノイズの原因は「TONE」ポットに違いないと思い…

 

↑ピックガードを外し…

 

↑フロント・トーンポットの開口部からスプレー式ダスト・クリーナー(ただのエアーである)を吹き付けて埃を飛ばし、次にスプレー式のポイント・クリーナー(接点復活剤)を軽く吹き付け、シャフトを素早く何度か回転させた。

 

この方法は、リットーミュージックのムック本「Fender Storatocaster」の「これが正しいストラト調整法」に記載されている物だが、センター・トーンポットと「VOLUME」ポットも同様の方法で処置した。

 

「これでノイズとオサラバできるかも?」とワクワクしながら弦を張り、アンプに繋いで音を出したら、何と、悲しいことに、全く効果が無いのである。これにはガックリ…

 

↑そこで、以前別のストラトのノイズが酷くなり、緩んでいたTONEポットの六角ナットを締めたらピタリとノイズが無くなったのを思い出した。こいつのナットはそれほど緩んでいなかったが、締め付けてみるとほぼ完全にノイズ消滅!!ニコニコ

 

これも「これが正しいストラト調整法」の記事で、ピックガード裏のアルミ箔がTONEポットのアース線の代用とされている場合には「六角ナットが緩むとアースが浮いた状態」になってしまうと記載あり。

 

で、ノイズが消滅して大いに喜んだのだが、弾いてみると呆れたことに「TONE」が全く効かない。つまり「TONE」が「0」でも「10」でも、音に全く変化が無いのである。叫び

 

しかもフロントPUの場合、なぜか Tube Screamer でブーストしたように音が歪み「Woman Tone」になってしまい、ついつい「Sunshine of your love」を弾いてしまう始末。ドクロ

 

オイラは六角ナットを締め付け過ぎたか?と思い、少し緩めてみると見事?にノイズが復活した。しかも相変わらず「TONE」が全く効かず、完全にお手上げ(涙)こりゃ、コンデンサーとやらが壊れてしまったのかも?と思い…

 

↑せっかく張った弦を外してフロント・トーンポットを見てみると、コンデンサーをハンダ付けしてある端子が、横の端子に触れているじゃあ〜りませんか!

 

なんでこんな事になったか?考えてみると、コンデンサーから出ている線はセンター・トーンポットに繋がっている。オイラはセンター・トーンポットのナットを締め過ぎた為に、フロント・トーンポットを引っ張って端子を曲げてしまったのだ。ショック!

 

ってことで、端子の曲がりを直すと、トーンは正常に効くようになったものの、ノイズは以前の状態と変わらず。いや、むしろノイズが少し大きくなったような気がするな。しょぼん

 

しかし、その反面、音が以前より一皮剥けたような感じで、抜けが良くなった気もする。しかし、音は良くなってもこんなノイズじゃ使えない。う〜ん、時間ばっかり掛かって、何も改善できてないぜ。もう少し、僅かにナットを締めてみよっかな…