Fender Japan ST72-SCから外したスキャロップ指板3点止めネックの話。このまま放っておくのも何だし、HARD・OFFへ売っても大した金額にゃならないだろうし、そこで…

 

 

↑だいぶ前にHARD・OFFで買ったジャンク品、ネックが捻じれてるうえにフレットが波打ってまともに弾けない(笑)中国製Squireに装着してみることにした。イングヴェイみたいに、3点止めネックを4点で止めちゃうわけだ。

 

 

↑こうしてみると綺麗に見えるが、買った時は「醤油で煮しめたんかいっ!」ってくらい茶色く変色した1プライの粗雑な造りのピックガードとツマミが付いてましたな。

 

 

↑これが醤油で煮しめたような(笑)ピックガード。清掃を試みたがどうやっても綺麗にならなかったので、余っていたFender Japanのピックガードに交換したわけ。

 

 

ってことで、Squireのネック外し。ネジを緩めてネックジョイント・プレートを外したら、見たこともない大きな穴が4箇所のほぼ中央に空いていてビックリ。なんじゃ、こりゃ?

 

 

接合面を見ると、真ん中の大きな穴の右上にも穴が空いていて、さらにビックリ。この穴はボディを貫通してないわけで、さらに意味が分からん。また、接合面には引っ掻いたような傷が多数。塗装が剥げてる箇所もあるし、う〜ん…

 

 

Squireは、他もこんな感じなんだろうか?それとも、余計な穴は前の所有者が空けた物なのか?んなわけないか…

 

 

他にも気になる箇所があった。トレモロ・ブロックとピックガードの隙間が殆ど無く、ピッタリとハマっていることだ。

 

 

↑こちらはオイラのFender Japanだが、このようにトレモロ・ブロックとピックガードの間には、アーミングでトレモロ・ブロックが動くために、隙間が空いているのが普通だと思う。

Fender Japanのピックガードを付ける前は、ちゃんと隙間があったと記憶している。ってことはひょっとして…

 

 

ボディ中心部の長さ(白い縦線)を測ると、このSquireは約398mmだが、Fender Japanは約400mm。Squireは、Fenderよりボディが僅かに小さいのだ。

 

同様に、ピックガードもSquireはFenderより僅かに小さい為、Fender Japanのピックガードを付けるとキツキツになってしまうわけだ。


ちなみに、ボディの厚みを測ってみたが、SquireはFenderより約2.5mmほど薄かった…

 

 

Photo by イケベ楽器店 Website

 

↑因みに、イケベ楽器のサイトでオイラのSquireと同機種の「Bullet」シリーズを見てみると、税抜20,700円だった。Squireは「初心者が使う安ギター」とか「値段の割に音は良くて使える」とか、色んな意見があるようだが…

一口にSquierと言っても、色んなシリーズがあるようで、↑この「Classic Vibe」ってシリーズは、メーカー希望価格が税抜7万円で、安ギターって括りには入らないかも。
 

 

いかん、脱線した。Squireの寸法の問題は置いといて、次はペグの問題。このネックについていたペグは、外してFender Mexicoに付けたので、現在はペグなしの状態である。

 

しかし、買ってから一度もフレット磨いてないし、ブラス(真鍮)ナットは酷く汚れてしまっているしで、ペグ装着の前にフレットとナットの研磨をすることにした。

 

 

↑マスキングして、スクラッチ・メンダー946でブラス・ナットを磨いた。ピカピカになった。

 

 

フレットもマスキングして、磨いて…

 

 

全てのフレットの研磨終了。ピカピカで気持ちいいっす。

 

 

次はペグ。Squireのペグを外してFender Japanに付けちゃえばいいんだろ?と思い、試しに1つ外してFender Japanの取り付け穴と比較してみると…

 

 

Fender Japanの穴の直径は約10mmなのに対して、Squireは約7mm。だめだ、こりゃ。取付用のネジ穴もこっちは1つだし、これじゃ、ペグ買わなきゃダメじゃん!とAmazonで検索し、検討した結果…

 

「ペグと言えば、GOTOHだろ?」と思っていたが、オイラが注文したのは↑写真の「キクタニ 糸巻き ペグ ロトマチックタイプ 直6 1セット GM-ST3 クロム」で、何と6個セットで¥1,745。


ユーザーレビューを読んでみると「価格以上の品質」「この価格でこの精度は凄い!」など、好意的なレビューが多く、★も4つ付いてたしで、間違いないだろ?と思ったのだ。ってことで、本日はここまで。早くペグ来ないかな。音譜