まずはフレット磨きからスタート。↑写真は、指板保護の為のマスキング・テープを指板に貼ったところ。磨く前に全てのフレットに対してこうするのが一般的らしいが、オイラは、この状態で1本磨いたらマスキング・テープを剥がして次のフレットへ移動する「マスキング・テープ使い回し方式」にした。
↑写真の右側2本のフレットは磨き終わった状態で、左側はこれから磨くフレット。光沢の違いが良く分かるでやんすね。
オイラは↑写真のスクラッチ・メンダーをティッシュに僅かに付けて磨いた。磨き始めは「ザラッ」とした感触があり「錆びが取れてる」雰囲気がして、徐々に「ツルッ」とした感触に変わる。そこでティッシュを見てみると…
何本か磨いた後のティッシュは真っ黒で「なにこれ?」とビックリした。これはフレットの汚れではなく、研磨剤が削り取った金属の粉らしい。
↑こちらは、磨く前のフレット。
↑研磨後。まるで新品のようにピカピカでやんす。v(^-^)v
全フレットの研磨終了。ここまでピカピカになるとは思わんかったき〜!以前、友達が「フレット磨きは楽しい!」ゆ〜ちょって「おまはん、何ゆうとるぜよ?」と思うとったけんど、う〜ん、フレット磨きはまっこと楽しいぜよ。v(^-^)v
次はペグを研磨。こちらは100均で買った金属みがきを布に付けて磨いた。スクラッチ・メンダーはクリーム状なのに対して、この金属みがきは液状だった。フレット以外もスクラッチ・メンダーで磨いて構わない、いや、その方が良いかも。
↑こちらは研磨前。
↑研磨後。新品みたいにピッカピカやき〜!v(^-^)v
ヘッド表側もチェック。名前は知らないがストリング・ガイド手前の、弦を下へ抑えつける棒も錆びてるので磨くことにした。
ついでにロック・ナットの台座(コマ?)もけっこう錆びていたので研磨。ストリング・ガイドは錆びて全体が茶色になってしまっているので…
ちょっと形は違ったが、買い置きがあったので交換した。これでヘッド部の清掃、終了。
次はブリッジ。研磨前は↑こんな有様。
↑光り輝く研磨後のブリッジ。錆びている方が長年弾き続けて来たような貫禄が有って好き、って人の気持ちも分からんではないが、オイラはやっぱりピカピカが好っきゃねん。(^_^)v
う〜ん、まるで新品みたいでやんす。v(^-^)v
一息ついて、スクラッチ・メンダー946のチューブの裏側を何気なく見たら「本品の使用後にサーフェイスプロテクター956でコーティングすることにより光沢を長時間保てます」と記載があり「そういえば、同じデザインで黄色いパッケージのチューブも売ってたよな?」と思い出した。
↑せっかくだから、この際揃えておくか?と思い、もう一度楽器店へ行き購入したのが「サーフェイス・プロテクター956」である。なんで「スクラッチ・メンダー946」と一緒に買わんかったんやろ?アホやのぉ〜!(^_^;)
パッケージ裏の説明を読むと「指紋・塩分・水分から保護し、傷や汚れを付きにくくします」とある。使い方はスクラッチ・メンダー946と同様、金属面に塗布し乾いてからきれいな布で拭き取り磨き上げるようだ。
ってことで、再度マスキングして(涙)サーフェイス・プロテクター956を塗布。塗ると、車のワックス掛けの感じでフレットが少し白くなる。乾いてから布で磨けば、ツルツルを通り越してヌルッとした感触になった。仕上がりの光沢、最高!(^_^)v
ってことで、フレット磨きにはこの2点(どちらも税抜1,000円)が良いようだ。左の「スクラッチ・メンダー946」は乳白色のクリーム状。右の「サーフェイス・プロテクター956」は半透明のジェル状で、見た目はメンソレータムみたいな感じだった。
で、フレット磨きの感想。この2点を使って磨けば新品同様になって、非常に気分が良い。他のギターのフレットも磨きたくなったくらいである。(^∇^)
フレット保護も済み、オーバーホールとまでは行かないが、清掃終了。愛着が失せて弾かなくなったギターも、クリーンアップすりゃ愛着が蘇る。また弾こうって気になるもんだ。v(^-^)v