お中元の時期になると、学生時代のバイトを思い出す。オイラはお中元とお歳暮の時期、某百貨店の配送センターで、納品に来たトラックから荷物を降ろし、発送する荷物をトラックに積み込むバイトをやった。
1日働いて家に帰ると「今日で幾らになった?あと何日働けば、ギターが買える?」と計算し、ギターのカタログを眺めては「あと幾らで買える!」とニヤニヤ、買ったギターを弾きまくる自分の姿を妄想してニヤニヤ。
なわけで、非常に高いモチベーションで働いたわけで、重たい荷物もへっちゃらで、汗だくで働きながら頭の中で「あと幾ら?」と計算してはニヤニヤしてたオイラは、社員さんから「君は笑いながら良く働く!」と褒められる始末。
遂に給料日、憧れのエレキ・ギター(定価5万円のグレコのレスポール・モデル、42,000円だったと記憶している)を買った時の嬉しさ!「これが俺のギターかぁ!」と朝まで眠らずに弾き…
いや、全く弾けなかったし、チューニングすら知らなかったので、ニヤニヤして眺めた。眺めているだけで楽しかった。眺めているだけで気分が高揚した。弾く真似しただけで、遂に夢が叶ったと思った(大袈裟か)
それから今まで何本ギターを買ったか分からないし、今も年に1~2本のペースで買っているが、最近はギターを買ってもあまり感動は無く、それどころか「あ〜あ、また買っちまった」と罪悪感を感じる始末である(笑)