[釣行日]
2021年3月27日土曜日
[船宿]
片瀬江ノ島 萬司郎丸
[乗船料]
9800円(割引) 
[釣り場]
江の島沖~葉山沖 10m~25m
[天候]
晴れ 北~南風
[海況]
ベタ凪
[釣り座]
右舷トモ2番(乗船16名)
[道具]
竿    アルファッタックル 海人 春告魚S300
リール  アブガルシア ベイトリール 黒船
ライン  PE1号 150m
[仕掛け]
先糸 6号1.5m 捨糸2.5号50cm
ハリス 3.5号1m
親針 丸セイゴ15号 孫針 チヌ5号
オモリ 30号(派手)

[釣果]
ヒラメ 1枚

船中 ヒラメ0~3枚


 今日は、先週完封負けしたヒラメのリベンジですわ。
 高校野球は引き続き熱戦が繰り広げられておりまして、1点差とか延長サヨナラとか好ゲームが続いております。
 一方、ヒラメの方はと申しますと、金曜日の五エム丸さんでは「今季最大7.6キロ上がり、他にも6.1キロと、こちらもヘビー級の大判ヒラメで、良型3キロ・2.6キロも上がり他、大型針外れのバラシも」って、恐るべき事態になっております。
 もう期待十分。おっしおっしなのであります。

 しかし、今朝は出遅れてしまったんですね。実は一昨日くらいからお腹の調子がよくなくて。なんでだろ。ヒノキ花粉が飛んでるというのが最大の理由だと思うんですが。ネットでナッツの詰め合わせを山ほど買ってしまい、バリボリバリボリくってたのもあるのかなぁと。汚い話ですが、何か食べるとすぐに下って、当初は出てくるものがキーマカレーみたいだったのが、ここにきて少し固まって雷おこしみたいだったりして。こいつのせいかなぁとか思うんですが。体調悪いし。ひょっとして内蔵系のガンだったらどうしようとかってビビってたりもするんですが。まぁ、この季節にはよくあることで、とにかくウンコを漏らさないというのが一番大事なことですな。オムツ欲しい。

 という訳で、4時15分の開店には間に合わず、4時25分に到着すると四隅は抑えられていて。しかも私の好きな左舷はトモから4人の団体が抑えていて。仕方ないので右舷のトモ2番から二人分を抑えまして。ううむ。この辺がなぁ。相変わらず甘いです。
 今日は、Facebookの釣りのコーナーで知り合った前の会社の後輩でもあるMK氏とご一緒なのであります。MK氏は中深場五目のマイスターでありますが、今回は無理やりヒラメに連れ込んでしまった手前、四隅が取れなかったのは本当に申し訳ないと。
 ヒラメは、アタリの数は席の場所が、アタリを取れるかどうかは腕が、問題となるわけで、その両者の積が釣果となるのですが、スタートからしくってしまいました。やはり緊急事態宣言解除以降の釣り人の動き活発化には目を見張るものがあります。

 さて、いつものように江の島沖からスタート。
 全然当たりません。今日はイワシを狙う鳥もお休みで、こら駄目だわって感じです。
 腰越沖で、いきなり同じ右舷の胴の間の女性が当てます。きたぁって感じでしたがあえなくハリス切れ。おなじく左舷でも当てましたがやはりハリス切れだったようです。この左舷の男性とは沖上がり後に船宿でご一緒しましたが「あれはヒラメじゃない」とおっしゃるので、「ウツボだったんじゃないでしょうか」とご提案申し上げて、ご納得されておりました。そうです、「上がらない魚は魚じゃない」というのが釣りの鉄則だと思うのです。

 七里ヶ浜沖から鎌倉沖にかけては鳥も飛び始めたり。イワシがボイルしてザァァアアアって音が鳴り響いたり。ヒラメ釣ってないで、SLJ(スローライトジク)を投げて遊びたかったです。っていうくらい、なぜかヒラメ釣りの我々にはアタリがなかったです。とほほ。
 そういえば相模湾のライトヒラメ船ではルアーのお客さんを乗せないですね。女将さんに話したらそういうのを希望するお客さんがいないからとのことでした。東京湾のメゴチ船ではよく乗ってますよね。

 続いて、葉山沖へ。
 ボートがたくさん浮かんでいて。それをよけながらのポイント探査です。
 って、ボートに乗ってた男性が連荘でアオリイカを上げたりして。そっちだったかって。
 ていうくらいアタリもなくて。

 といっていると、私にはバババっとあたってグインと引き込むアタリが。よっしゃと合わせるとしっかりと親針が掛かってヒラメの登場です。
 タモを持っているヨーヘー船長がいきなりため息をついてて。おめぇ、人が釣ってんのにタメ息つくんじゃないよっていったら、昨日もこの時間にバタバタっと当たって、そのあと鳴かず飛ばずだったって。そ、そうなん?釣れてよかった。

 確かにそのあとは釣れないのですよ。これまでは、反対の左舷では楽しそうにタモを入れる声が聞こえたりして盛り上がってる感じだったんだけど。ばたっと止まって。

 その後、鎌倉沖に戻って。南風が吹き始めると、船は南を向くわけです。そしてこの時間は満潮に向けて潮が上がってくるので、そうです、トモが好ポジションな訳です。読み通り。
 仕掛けを落として、タナを低めに下げるといくらでもアタリが出るわけですよ。しかし、タナが低いのでヒラメも居食いというか甘噛みというか、くわえこみが浅いんですな。で、私のペナペナ竿だと本アタリと前アタリの区別もつかなくて、えいやっって合わせると、竿先がズボっと突っ込んで、来たよぉって叫んだりするけど、まだ咥えてるだけの段階なので途中ですっぽ抜けるわけです。
 当てては、今度こそぉって俺が叫ぶと周りが失笑して、そして「あぁぁああああ」っていう悲嘆の声がどんどんヒートアップするのですよ。
 その間に、反対舷のトモの若い方はこの小さいアタリを耐えて耐えて針掛かりさせて、3尾まで伸びるてるわけですよ。
 ありえないことなんだけど、アタリを全部掛けてたら9枚だよ。だからなんだぁぁ。上がってこない魚は魚じゃないだろ!!!下手くそ!!!ぐうううう。

 って、何が起きてたかっていうと、これまで1m以上上げてたタナをベタ底に下げたわけで。高いタナに飛びついてくるデカいヒラメを狙っていたのに、目の前のイワシにちょっかいを出すソゲ(小さいヒラメ)が当たってたのですね。イワシはマイワシで魚に対してデカい訳だから、仕掛けとか釣り方を変えてなかったことに問題があったということですかな。だはは。

 隣にいらしたMK氏は餌付けも丁寧だし、底立ちもちゃんと取り直して誘いもできていたし。しかし数度のアタリだけで終わってしまい、釣座の問題だったかなと。本当に申し訳なかったです。 

 今日は16人乗って9名が坊主だったそうで。開幕当初からずっと厳しい状況が続いているようです。「ヒラメが釣りたきゃ外房に行け」というのが鉄則ですね。「イワシと一緒に江の島クルーズをライトな感じで」っていうのが良いわけです。はい。

 江の島周辺はものすごい人出でしたね。緊急事態宣言も開けて、リベンジ消費が勃興しております。もはや感染第4波の到来がどうしたとかというレベルではありません。オリパラの聖火リレーも始まってしまいました。
 今日はお花見もすごかったんじゃないですか。海の上から見る山桜がとてもきれいでありました。
 宮城県は感染拡大がものすごいペースで進んでおりまして、独自の緊急事態宣言を出しましたが、プロ野球も普通にやっていたりして。どうなんでしょうか。
 5月の仙台国際ハーフマラソンにエントリーしておりまして、趨勢を見守るしかありません。

 とりあえず、釣りの方は来週から2週間、乗っ込み真鯛の仕立てに乗せていただく予定になっておりまして。天候次第ではありますが。
 久しぶりのコマセ真鯛でございます。剣崎沖の真鯛なんてたぶん1回しかやったことないと思うので、頑張ってみたいと思います。