[釣行日]
2021年2月13日土曜日
[船宿]
腰越 池田丸
[乗船料]
9500円 駐車場500円 氷100円 
[釣り場]
江の島沖~葉山沖 25m
[天候]
晴れ 微風
[海況]
べた凪
[釣り座]
右舷ミヨシ(乗船7名)
[道具]
竿    ダイワ 湾フグX180
リール  アブガルシア ベイトリール 黒船
ライン  PE1号 150m
[仕掛け]
自作カットウ(チラシ)
オモリ 10号
[釣果]
ショウサイフグ 2尾
ホウボウ 1尾
カワハギ 1尾

船中 フグ(0~3尾)

 さて、今週は。なかなか決まりません。天気予報はすでに凪倒れ警報。
一応書き出してみると。

候補
スミイカ 隠居屋 70mとか深いのね
フグ 新明丸、池田丸 釣れてないし
メバル 長崎丸 妖怪じじいの釣果に騙されてはいかん
鬼カサゴ まなぶ丸 ずいぶんご無沙汰
真鯛 萬司郎丸 割引券乱発で激混み?
マルイカ 五エム丸 当たりハズレがデカそう
ヒラメ 秀吉丸 まったく釣れてないよね

次点
中深場 渚丸 さすがに家人が食傷気味
テンヤ真鯛 富士丸 花粉が飛んでて遠征は怖いな
シロギス かめだや 鉄板のはずが釣れてない

 要するに、釣れてないのよ。うううむ。
釣れてないなら、それでいいから、最近、YouTubeで釣り方を勉強した東京湾のアカメフグにでもいきますか。
って、新明丸に夕方4時に電話したら、満船ですって。わちゃぁ。朝のうちに決めるべだったか。
ていうか、満船のフグ船に乗っても釣れない可能性が高いわな。
だったらということで池田丸に電話。明日はフグ船も出るってことなので予約。

 池田丸って、どうせ四隅は何時に行ったんだか分からない常連に抑えられてて、胴の間でみなさんが釣ってるのを眺めるクルージングだよねって、もう気持ちは遠くに。なんせベルデ名物の凪倒れだし。
 YouTubeの動画を復習。カラ合わせのあと、ゆっくりと落としていって。アタリを見る。そこで合わせないで、底まで魚を連れて行って、カットウに掛ける。なるほど。最近、カラ合わせのあと、ドスンとオモリを落としていたなぁと反省。雑になっちゃいかんのですな。

 竿は、メルカリでゲットしたダイワの湾フグXですよ。FaceBookの湾フグのグループに入ったんですが、妖怪の皆さんは湾フグXのグリップ側だけ使って、穂先は自作されるのだそうです。ホント、東京湾の小物釣りってマニアックすぎて遠い目をしてしまうのであります。なかなかそっちの世界にまでは到達できてないですなぁ。
 道糸は2号を使っていたのですが、最近は太くても1号というのが時代の流れのようですな。古いリールに2号を巻き取って、黒船には新しく買った8本撚りの1号を150m巻きますわ。これで小物釣り師の片隅にこれたかな。
 他に買ったものといえば。バッカンが古くなってきて金具が錆びてたりするので、新たにプラスチック製のタックルボックスにしました。これもダイワとかのは高いので、工事用の工具を入れるタイプのを安く買いまして。ちょっとサイズが小さくなったのか全部入らなくて。使いもしない身の回り品を削って整理するいい機会になりました。ただのプラスチック箱なので底がつるつるだから揺れる船の上で動いちゃうので、ゴムパッドを100均で買って改良が必要ですな。

 で、トコトコと5時に腰越について。駐車場入り口の列に並んで。いつもの美人さんに料金の500円払って。今日はメガネでしたね。花粉症なのかな。アレグラがいいですよ!!バイアグラじゃなくて。
 で、池田丸さんに行って受付したら乗船券が3番????はらま。
 コロナになって、Gotoを政府が対策としてはじめて、何が起こったか。定価というプライス価値の破壊ですな。
 船宿も釣割サイトとかの割引のところばかりが混んで、それ以外は空いてるっていう時代になったかな。割引券の乱発もいたしかたなしですわ。池田丸さんも、カワハギやアマダイは釣割対応なんですが、フグだけは除外していて、9500円をかたくなに守ってます。ここは相模湾で唯一のフグ船だっていうバリューがある筈なんですけどね。東京湾では稚魚放流を行っているトラフグがバンバン上がってきている状況だと、なかなか池田丸さんっていう選択肢も難しいのかな。
 ちなみに、東京湾はトラフグを放流したためにスミイカの卵が食われちゃって釣れなくなったという食物連鎖もあるようです。他にも影響あるんじゃないかな。

 ええと、ではではといつもの右舷ミヨシをいただく。
 反対側のアマダイのお客さんに電動リールについてのお話を聞かせていただく。シマノのリールを使っていらして、PE2号を200m巻いてて、小さいのね。私の黒船を一回り大きくした程度で、これならなんにでも使えそう。シマノは自転車のギアとかも作ってるから、電動リールも技術的に安心して使えるとのことです。なるほどなるほど。

 さて、6時過ぎに腰越の真沖で釣り開始。
 落として、カラ合わせして、ゆっくりじっくり底まで落として。5秒待ってカラ合わせ。ううむ。全然アタリません。ちょうど潮止まりに向かってるから。餌もとられなくて。まぁ、ボチボチ行こうよ。大丈夫。
 って、ビンビンあたってきて。いつものホウボウを釣るのであります。今日も絶好調!!!ミニカワハギはリリース。
 しかし、その後、潮が動き始めるとトモ寄りで良型のカワハギが上がってきて。あちゃぁぁぁ。今日はトモが良かったか。
 って、隣の方が反対舷とオマツリしながらショウサイフグを釣る。俺はエサさえとられないのに。なぜ???

 サービスタイムはあっさり終わって。何をやっても釣れない時間が続くんだけど。隣の方はもう一匹ショウサイを釣ったりして。なぜ俺には何も当たらないの???
 隣の方は、10秒くらいゼロテンでアタリを見て、カラ合わせを入れてゆっくりゆっくり仕掛けを落としていく。教科書通りです。真似して、同じようにカラ合わせを入れたり勉強しましたが私にはアタリすらなく。

 鎌倉沖から江の島沖でもやっぱりアタリもなくて。今日はこのまま凪倒れて終わるのかなと弱気になっていく。2回連続でボーズを引いてる池田丸に対する苦手意識がじわじわっともたげてくるよね。
 11時過ぎに葉山沖まで遠征。手漕ぎボートがいる沖でスタート。前回、この辺で、俺の右側の人がアカメを連釣したんだよね。アカメ釣りのYouTubeを思い出して、ゼロテンステイは3秒にして、大きくカラ合わせして、ゆっくりゆっくり仕掛けを落とす。基本に忠実に戻すのだ。
 カラ合わせにずしんときて。大事に巻いてショウサイをゲット。やっと釣れた。
 同じく丁寧に仕掛けを落としたら底でビビビとアタリが。背伸びするくらいしっかりアワセを入れて。2匹目をゲット。
 釣れる時って釣れるのよ。なんだろ。
 それっきりアタリは全く出なくて。それでもエサは取られたりするんだよね。ううむ。

 最後に腰越沖に戻ってきて。小さなアタリはあるんだけど、針に乗せられなくて。
 って、隣の方が掛けるのよ。隣の方はヒラメかと思ったって。私はエイだと思ったんだけど。なんと尺越えのジャンボカワハギで。隣の方はフグを釣りたかったっていってるけど、こんなカワハギってカワハギ船でも見たことないってば。
 最後の最後でいいものを見させていただきました。

 今日は、とりあえずほんとに数少ないアタリをとってフグの顔はみました。湘南クルーズにならなくて良かったなと満足しています。最後まで集中を切らさずに丁寧に釣ったのが良かったんじゃないかと思います。

 さて、2月になって杉花粉が本格的に飛び始めていて、そろそろ運転が怖い時期が来ました。その昔、まだ子供が小さかったころ、この時期に箱根の旅館を嫁が予約しまして。たまらず薬を飲んで車を運転して、渋滞の高速道路で意識を失って前に止まっていたトラックにノーブレーキで突っ込んだ暗黒の歴史がありまして。今はアレグラ(のジェネリック)があるから、当時のようなことは繰り返さずにすむと思うのですが、それでも怖いです。
 様子を見ながら、電車で行けるところにするのか、車で突っ込んでみるのか、タクシーでいったらどうなんだか、どうしたもんでしょう。
 とりあえず、最近はイカの直結仕掛けを巻いています。だはは。