[釣行日]
2021年1月23日土曜日
[船宿]
片瀬江ノ島 渚丸
[乗船料]
95000円(割引ハガキ1000円引き) 
[釣り場]
沖(陸地見えず)(水深250m~320m)
[天候]
雨 北風10m/s
[海況]
波1.5m
[釣り座]
右舷トモ(乗船6名)
[道具]
竿     アルファタックル ローリングビシ180
リール  ダイワ レオブリッツS500J
ライン  PE4号 500m
[仕掛け]
オモリ 150号(スカリー)
幹糸12号 ハリス8号65cm 枝間 130cm
針 ムツ18号
[釣果]
グロムツ 8尾
シロムツ 3尾
サバ   2尾

船中 (ホームページ現時点で更新なし)

 さて、今年のテーマのもう一つ、中深場五目でございます。
 渚丸さんから寒中見舞いのお葉書をいただきまして。1000円引きだそうです。私、萬司郎丸さんの萬友会会員なんで割引がいつでもあるんですが、お葉書をいただくと弱い私。美人の女将さんにも弱いです。

お葉書をいただいているのにご無沙汰してすみません、房丸さん。

 5時40分にトコトコと受付にいきますと、お客さんが誰もいらっしゃいません。はらま。
 キャンセルがたくさんでてしまったんだそうです。確かに、天気予報は朝から雨で北風が強いっていってます。
 ということで、左舷は3名予約が入ってるそうで、右舷のトモに。今日は風が強いのでいつものミヨシはやめときましょう。
 おかみさんと話してたら、中乗りの若者は船長の息子さんじゃなくて、腰越の漁協の若者で、まだ高校生なんですって。
 そういえば、渚丸さんの渚はお嬢さんの名前から付けたんだってお聞きしたことがありましたね。
 そのお嬢さんも、今日は乗ろうかなって言ってたんだそうですが、雨が降るからって止めたそうです。まぁ、そうですね。

 出船時にはまだ雨は降ってなかったんですが、9時くらいから合羽を叩くような雨が降ってきました。風も強くなってきましたが、相模湾は北風なら問題ないし。別に海の中で雨が降るわけじゃないし。今日は朝から10度あって暖かいし。モーマンタイ!!
 嘘です、風が吹くと体感温度は厳しくて手はかじかむし、メガネが水滴だらけで糸が見えないし。辛いので、良い子は真似をしないでくださいね。
 なんでこんな日に釣りに来るかって?船が空いてるからですよ。はい。

 片舷3人なのでディスタンスというより放置に近い状態ですかね。
 それでも船長は、ミヨシから一人ずつの投入を続けます。仕掛けを上げたら、次の流しまでステイですね。
 お手製の磁石板に、その先は強力磁石をテープで覆って、5本針を並べておきます。3番がコールされたら、オモリを投げると次々に針が投入されて、左手で持ってるヨリトリングを放し、すべてがうまくいったらリールのクラッチ切るという流れで、問題なく投入できます。

 280mといわれても300m以上糸が出るので、リールに500m巻いておいて良かったです。
今日は一度、底が全く取れなくて400m以上糸が出て。隣で釣ってる中乗り君も底がとれてなかったみたいで。200mまで巻いて落としなおしてもやっぱり底がとれません。謎でしたわ。

 ということで、底に着いたら、朝イチはキンメ狙いなので7m上げて10mまでしゃくっていきます。
 海底は谷なので、水深がどんどん変わっていくので5秒待ったら底立ちを取り直す。10mくらいは簡単に変わっているので、底立ちを取り直してる間にタナが変わってるんじゃないかと不安になる。今日は潮も早いし風も強いしで船が動いてるんですな。
 なんかドコンドコンとアタリがあって。ジャンボキンメだったのかなぁ。最後まで豪快に引くので、手持ちで上げましたよ。筋肉痛まっしぐら。
 って、あと20mってところでバコンって外れちゃった。波が高いからもっと丁寧にやるべきだったのかなぁ。
 私の横でタモを用意してくれていた中乗り君は「メダイでしたかね」って笑ってる。ううう。
 そして中乗り君はキンメをちゃんと釣ってるのですよ。
 今日もまた、キンメには出会えず終わる。船が空いてるんだから、10本針でチャレンジすべきだったと反省してます。

 その後はタナを3~5mでやってくださいと指示があり。
 当たらなければタナを取り直すのですな。糸を出すとオマツリをする恐怖があるんだけど、今日は大丈夫でしょう。
 激しく上下にゆすってくるクロムツのアタリがあり。一気に巻かずに、アワセをしっかりいれてタナをキープ。ゆっくりゆっくり糸を出して底を取ったりしてるともう一度大きなアタリ。おりゃっとアワセてからリールを巻く。
 おっしおっしとクロムツの一荷。
 クロムツ釣りはなんとなくわかってきたかな。とにかくタナを守ることと、しっかりアワセること。
 って、底で待ちすぎるとハリスがよれて、巻き上げの最後で切れちゃって。左舷のトモの方が、浮いてきたってタモですくってくださいました。ありがとうございます!!!

 サバも交じってきまして。クロムツの追い食いを待っていたら、クロムツ2尾にサバ3尾のパーフェクトだったんだけど、さすがにサバが走って左舷のトモの方と激しくオマツリ。
 中乗り君が丁寧にほどいてくれて。助かりました。本当にありがとうございます。

 次の流しまでに、仕掛けを変えて餌をつける。F1のピットワークみたいな感じですな。大げさ。
 投入に間に合わないと、次の投入まで待たなきゃいけないのでけっこう大事。

 後半は、シロムツが当たってくるんだけど、追い食いを待ち過ぎかな。平気でタナを取り直したり。シロムツ君、ごめんなさい。天ぷらにすると美味いのは分かってるんだけど。私はまだスミヤキを釣ったことがないのよ。アカムツを釣ったことがないのよ。キンメを釣ってないのよ。底で待っちゃうんだな。

 今日は、エサに100円ローソンで買ったイカの塩辛を持ってきたのね。サバと抱き合わせて使ったから、その効果は検証できなかったんだけど、まぁそれなりに釣れたから、意味もあったことにしておこう。
 サバ餌同士を抱き合わせて釣った方が釣れてたような気もするけど、タナの問題かな。
 特餌としてよくいわれているヒイカを、上州屋で買って来てればキンメが釣れたかもしれないんだけど。その辺はまた次回試してみましょう。
 タコベイトとかも用意してたんだけど、サバがいたからね。後半のアタリが薄いときに試す機動性がなかったな。

 というわけで、クロムツが8尾も釣れちゃって。やっぱ、釣りは四隅だね。そして空いてる日。
 でも、このクロムツを食べきるまでは、仕掛けを巻く日々がまた続くわけです。
 これまでって5本針を中心に作ってきたんだけど、8本針とか10本針も作ってみようかなぁ。いつ使うんだって感じなんだけど。とにかく、キンメを釣ってかみさんに食わせるまでこの釣りはやめられないのですよ!!! 

 今日は海が悪いので、柔らかめのローリングビシアジ竿180cmを使ったのですね。でも、周りの皆さんは割と長い竿を使っていらっしゃる。
 アタリがはっきりと出るので今の竿で問題はないんだけど、アワセが効いてないから底で待ってるとバラシが多いんじゃないかとか、謎もいろいろあるのですよ。その辺も研究が必要かなぁ。
 ビシアジの泳がせで使ってる往年の銘竿ブルクォーターV2の272とかの出番でしょうか。って、こんなグラス系の竿なんて、タックルベリーでしかみたことないですか?だははは。

 とりあえず、今度こそ、萬司郎丸さんの真鯛船に戻ります。ここはね、2020年6月に完璧なボーズをくらって、12年間のブランクで俺はもう釣りなんてできないんじゃないかとドン底に凹んだんですよ。それから、初めて行く船宿を渡り歩いて、何とかここまできたんです。
 また、あれですかね。初心に帰るわけですよ。手前マツリにライントラブル、そしてデカい魚をバラシて船長にマイクで怒鳴られる。そこから私の釣りはいつも始まるわけです。
 気分は香水ですね。瑛人ですよ。クズになった僕って昔からか。わはは。

 

 そうそう、すっかり忘れてますが、花粉が飛び始めてますね。ひどくなると車を運転できなくなるので、電車に戻るのかな。

 荷物を減らすために、ウールのシャツタイツとダウンジャケットを買わなくっちゃ。

 タウン仕様の服装でいっても竿とクーラーもってりゃ同じか。。。