[釣行日]
2020年8月28日金曜日
[船宿]
外房大原 富士丸
[乗船料]
12000円
[釣り場]
大原沖(水深15m~20m)
[天候]
晴れ 東風
[海況]
ウネリ1m 凪
[釣り座]
左舷ミヨシ(乗船4名)
[道具]
竿 TAKAMIYA HITOTSUTENYA-SP
リール シマノ スーパーシップ NAVi2000
ライン PE0.8号 200m
[仕掛け]
ハリス 3号5m
テンヤ 3号・8号
SLG 30g
[釣果]
真鯛 9尾(400g~4.1kg) リリース10尾以上
アジ 1尾
アカメフグ 1尾
船中 真鯛(4~9尾)

8月26日から3日間は私の誕生日期間でございまして、いろいろありまして、この時期は毎年遠征釣りに出かけて、新しい歳の自分を祝うのが恒例であります。
今年はいろいろ悩みましたが、大原の富士丸さんでひとつテンヤ真鯛釣りにチャレンジするのであります。
鴨居式真鯛で惨敗を重ねて真鯛釣りに対する自信を失墜しているのですが、カブラ(テンヤ)を使った真鯛釣りをビシマのころから習ってきた富士丸さんに立ち戻って、自分の釣りを見直してみようと思うのでありました。
外房の釣りは集合が4時前なんですよ。アクアラインを安く使えるようになって1時間40分みておけば到着に十分になって、どっても楽になったとはいえ、3時半着を目途に2時間前の1時半に出発ということで1時には起床ですか。
とうことで、8時半には就寝しますが、頭の中では真鯛釣りのシミュレーションが繰り返されて寝たような寝てないような。
1時に起きて、荷物をまとめて出発。ガソリンが半分だったので24時営業スタンドで満タンにして準備万端。
川崎を抜けて、産業道路を左折。浜川崎の高速入口がわからなくて、大師でも入口を間違えて高速で羽田にいってしまい、多摩川を渡って戻ってきて、なんとかコースに乗る。げげげ。ナビが示す到着時刻は4時10分。
わが愛車のクロマル君(トール軽)は高速道路で90km以上出すのは怖くて、トコトコと走っていく。高速道路を降りてからもノンストップで駆け抜けて、3時半には大原に到着。セーフ。
船の係留場所近くに路駐するのは駄目だそうで、以前も利用させていただいていた駐車場を使う。300円なり。
おかみさんのみちこさんにご挨拶。たいへんなご無沙汰でございます。
コロナ対策もばっちりで、手の消毒、体温測定、ボールペンの使いまわしもウェットティッシュで拭きながら。
船もみちこさんが手すりとかを消毒してます。キャビンも利用禁止です。ごみは持ち帰るようにビニール袋が配布されます。
大原の港では遠征船から感染者がみられたそうです。以前、富士丸のお客さんの中に体温の高い方がいらしたりとかもあって、おかみさん側の緊張感が高いです。
さて、船は4時半に出発。真沖に向かい、5時には釣り開始。水深15mです。
みちこさんからは、テンヤは2号から5号でやんなさいよ、軽いほうがアタリが多いって聞いていて。とはいえ、さすがに鴨居で使っている2号には踏みだし切れず、とりあえず3号を使ってみました。
3号でもなんとか最初の底は取れて一安心。
しゃくりあげてはゆっくり落とし誘ってみますが鯛からのアタリはなく。まぁそんなもんかなと思っていたら、突然雨が降り出して土砂降りに。まじか。合羽を出して着たら、雨が上がるというあるある。
船長も操舵室から出てきて隣で竿を出す。船長は誰も釣っていなくても一人だけ釣る敏腕の持ち主で、今日もまた、船長だけが釣って終わるパターンか??
船長は、おって言いながらワカシを釣る。そして私はなんとアジを釣った。アジ??ひとつテンヤの外道としては貴重な魚じゃないか?
船長から今日は誘ったほうが良いとご神託。待ちの時間を短くして、エサの上下動を増やす。
ビビビとアタリが出て垂直の引きを見せて上がってきたのは手の平サイズの真鯛。普段ならバケツの中に生かしておいて、これだけしか釣れなかったら最後に持って帰るというせこいパターンが多いのだが、今日は、船長が横で1投1釣で入れ食いになっているので、大丈夫かなと海に返す。
潮が船の下に入ってきて竿先を下げて釣っていたらアタリがしっかり出て。ドラグも滑ってしめしめと。ひょいっとハリスを持って抜き上げましたのはキープサイズの真鯛ですよ。やっと釣れた。涙が出そう。いとしいよ。
その後もアタリが出るのは、底に落とし込んだ時で、底に落としてゼロテンみたいに当たるときもありますな。
なんだかアタリが続いてもなかなか掛け損ねていたんだけど、ドンと当たってきて、ドラグも滑る。魚が横に走ったりして、これは来ましたよ、船長にタモ取りをお願いしたんだけど、船長はハリスを持って簡単に抜きあげちゃった。(こんなサイズで何をさわいどるだと。)浅いから横走りするんだよって。
今日は干潮が6時46分で。その辺まではずっと釣れ続いてて。細かいのを放流しつつ、気持ちいいのよ。
やっぱりアタリが多い釣りって楽しいね。なかなか掛けられなくてイライラするけど。なんせ隣の船長は掛けられないとタメ息ついているけど、こっちは掛けられないのが当たり前で。この差は何だろうね。
潮止まりで、アタリも途切れて。仕方ないかな。
ここで秘密兵器の登場です。SLJ。スローライトジグっていうんですか?いわゆるルアーですね。
先日の鴨居の船で持ってきてるお客さんがいて、タダ巻きすればいいからっておっしゃってたので釣具屋巡りの時にこっそり買ってたんです。
どんなもんかなと思って底に落として、スリスリ巻いていたら、魚がアタックしてくる魚信が。そしてそのまま巻いてたら竿先が突っ込んで。なんじゃらほいと巻き上げたら真鯛がついてました。それもキープサイズ。
こんなもんで釣れるんだ。しかもダダ巻き。なんの技もいらない。
とはいえ、周りで鯛が上がっているのにジグの私だけ釣れなくなって、テンヤに戻す。
船長は自分が釣った魚を同じ左舷の二人、私とトモの人に交互にバケツに入れてくれる。昔の船長は、一人だけ釣って誰にもくれなかったのに。なんか変わったな。
以前はフグが釣れてもさばいてくれなかったんだけど、今はお願いすればさばいてくれる。船長が釣ったショウサイフグをもらい受けて、しかもさばいてもらうというお大名なことをしてしまいました。
そのあと、私がアカメフグをしっかり釣った時もちゃんとさばいてくれました。
日が上がってくるとアタリも減ってきたかな。そして東風が強くなって、沖に出る潮も早くなった感じ。
3号のテンヤだと底を何とかとってもすぐに糸がふけあがって、もう一度底を取ろうと糸を出すともう凧揚げ状態になっちゃう。
それでも船長は平気で鯛を入れ食いで掛けている。
糸がふけたらどうしてんのと聞いたら、テンヤは2号だし、底を取ったら糸がふけるまでにアタリが出るっていう。
魔法の呪文のような言葉だが、要するに入れなおせば底は取れるし落とし込みで鯛は食ってるから、あとは釣り上げるだけってことなんだなと勝手に解釈。落として底を取ったら、誘いをやめてアタリを取ることに集中する。糸がふけたらさっさと回収して入れなおす。
アタリもない中で繰り返してたら、ドンとアタリが出て、ドラグが滑って糸が引き出される。根掛かりかなと思ったが糸を巻けば巻ける。けど、またすぐにジジジジーと糸が出る。船長が横に来て、ゆっくりやれよと、魚はデカいぞと。反対舷の人も集まってきて、緊張する。けど、ドラグも緩いし、巻いても巻いても糸が出されて。あとハリス5mまで来てもまた引き出される。道糸と先糸の結束が電車結びと編みつけを使ったなんちゃってラインシステムなのでいつ切れてもおかしくない状態だし。絶対に無理をしない。根競べを続けてやっとこさっとこ船長のタモに入った。
でかいじゃん。4キロクラス?クーラーボックスになんとか入るギリギリのサイズ。うししし。
その後もどんどん潮が早くなって。さすがに私の腕では3号では底が取れず。8号に変える。テンヤが底にドンと落ちるのが分かるので大丈夫。なんだけどやっぱりアタリは減るし、うまく掛けられない。難しいところですな。
反対舷のトモの方がデカいのを掛けて、船長は船を動かしてサポートしたんだけど、テンヤのチモトが切られてしまったみたい。スナップでテンヤにつないでたみたいで、船長は言葉を失っていた。
最後に私がリリースサイズを掛けたところで11時になって沖上がりに。
って、港には10分で着いたよ。ほんと釣り場は港前ってことなんだなと。
みちこさんが写真を撮ってくれて。一生の記念なのだ。これで私は余生を釣りを趣味だといって過ごせるのですよ。
20年も前の真鯛の写真を今でも自慢げに使ってたんだけど。今日からは「先日大原で釣りましてね」っていえるのって、全然違う。
クーラーには真鯛が12尾いて、船長から3尾もらったので、キープしたのは9尾ですな。リリースはこれの倍近くあったような気がします。餌は3パック使いました。4キロのがなければ普通の大漁でしたって話なんだけど、今日の釣果はこれからの富士丸の集客にも役立ってくれるといいなと思います。コロナの厳しい環境だけど、みちこさんが感染予防に細心の注意を払っているし。
コンビニで氷を買ってクーラーに詰めて、帰りは2時間ちょっとかかって帰宅。川崎を抜けるのに渋滞ってほどではないけど、夜中みたいにノンストップって訳にはいかないですね。
車で17分で行ける鶴見と比較するのもあれなんだけど、午前1時起きでも体力的になんとかなった。朝8時とゆっくり出船の鴨居式はそれはそれで楽しいんだけど、あまりに魚影の濃さが違うと思う。
道具も竿とリールとテンヤだけで最も簡単だし、船下に落として魚を掛けて上げるだけだし、なんせ3号というチョーライトだし。こんな楽しくて楽でそして美味しい魚の釣れる話ってなかなかないんじゃないかなと。
どんどんアングラーを巻き込んでいかなくっちゃね。








