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stockracerの雑記録

株・競馬から、スポーツ・時事問題まで。ジャンルに拘らず、ブログならではの自由な切り口で、何でも好き勝手に書いてしまおう!

 アベノミクスという熱病に浮かされて、円安株高が続いている。この馬鹿騒ぎ相場程分かりやすいものはない。政官財の癒着の構造に、トップの首を挿げ替えた日銀や、御用学者を含むマスコミまで取り込んだ5者が結託して操作している相場だからだ。しかも、バックには円安容認のアメリカさんがついている。場中、パソコンに張り付くことができれば、ヘッジファンドのディーラーからキャリアの浅い個人のトレーダーまで、誰でも勝てる。それは、市場全体の時価総額が上がっていることを見ても明らかだ。今の相場に専業で参加して、負けているトレーダーは、センスがないのだから足を洗った方が身の為だとの声も聞くが、そうかもしれない。実際に、アメブロでは、今負けてるという話は聞いたことがない。

 それなら、みんな儲かっているのだからいいじゃないかと思うだろうが、そうではない。一番、そして大きく儲けているのは、海外勢や癒着の構造の中にいる、大口の勝ち組機関投資家だからだ。資金力のない負け組み個人投資家や、相場には参加しない大多数の一般庶民には関係のない、金持ちだけが儲けられるように仕組まれた相場なのだ。マスコミもグルだから、そのカラクリを知っていても、絶対に報道しない。むしろ煽って、市場により多くの金を呼び込んで、それを勝ち組の機関投資家が根こそぎ巻き上げていくという寸法だ。

 最近の値動きを見ていると、仕手筋の手口に近いと思うことさえある。悪材料が出ると、先物に売りを仕掛けるのと同時に一旦利益を確定し、提灯買いをした個人投資家の投げ売りや狼狽売りを誘い込む。下がったところをすかさず買い戻して翌日に持ち越し、ギャップアップの分まで持っていく。或いは、既に十分に上昇したところで、業績などの好材料を流し、それにつられて、まだ上がると思いこんだ負け組みの買いが入ると、絶好の売り場とばかりに容赦なく利益確定の売りを浴びせる。これにより相場が下げ始めると、負け組みは上昇相場が終わったと勘違いして持ち株を売ってしまう。つまり、仕手筋がよくやる、ふるい落としの罠に嵌ってしまうのだ。こうして相場が下げたところで、またぞろ勝ち組が買い戻し、全ての利益をかっさらっていく。勝ち組は、自ら仕掛けている相場なのだから、売り時、買い時を間違えるはずがない。逆に、個人投資家は、大口がいつ本当に売り抜けてくるのかが分からないから、ふるい落とされてしまう。これで、インサイダーではないって言うのだから、個人ではどうにもならない。イーアクセスの社員が捕まったニュースを見て、笑っているのだとしたら、本当に腹立たしい。

 昨日少し下げても、珍しく報道の言う通り、利益確定の売りが出ただけで、大掛かりな茶番劇はまだ続く。ゴールデンウィークが始まれば、閑散に売り無しと言い、決算発表が始まれば、たとえ見せ掛けでも、株価上昇の材料には事欠かない。このカラクリを辿っていけば、行き着くところは、アメリカの財閥系の権力者なのだろうから、彼らがFRBに、QE3の出口戦略について指示を出し、バーナンキ議長の口から内容が語られ、それがニュースとして流れた時が、この相場の終わる時ではないだろうか?FOMCの議事録で、連銀のトップが何かを言ったくらいでは、終るとは思えない。それだけ大きな仕掛けだと思う。

 さて、休職中の弱小オヤジ投資家の戯言か、意外と当たっているのかは、結果が出てみないと分からない。ただ、何度でも言いたいが、アベノミクスが、本気で景気浮揚を目指し、庶民の生活を良くしようと考えているとは到底思えない。アベノミクスの目的は、金持ちと既得権益者だけが儲かり、権力と富を固定化して面白おかしく暮らし、庶民は低賃金で彼らの為にかしづいて働き、社会保障の切捨てで、弱者は死んでもかまわないと言っているのに他ならない。それなのに、お仲間のマスコミ総出で不自然な上昇相場を評価して、太鼓もちよろしくアベノミクスを持ち上げている。更に不可思議なのは、その報道を見て、実際には全く恩恵を受けていないにも拘らず、多くの庶民がアベノミクスを評価し、安倍政権の支持率が異常なまでに高いことだ。これでは、もうどうにもならない。

 このまま参院選までなだれ込み、ねじれを解消して絶対的な権力を握らせてしまえば、待っているのは、強引かつ必要以上の憲法の改正だ。先ず96条を変えて、改憲をし易くするなどという発想がなぜ出てくるのか。加えて、改正すべきだとする条項がどんどん増えていく。自民党と維新は、石原氏を介して既に裏で繋がっているのではないか。それぞれ別の事を言っているようで、参院選後に連立を組んで、全部合わせて変えてしまおうという魂胆なら、一連の動きの辻褄が合ってしまう。どうも話がずれてきた。今日は相場の話だから、このくらいにしたいが、与党も野党も人数が多いのは右ばかりだから、一度決まったら物凄いスピード感で、明治憲法下のような階級社会になりそうで、恐怖感と危機感を感じずにはいられない。


 今日の一曲は、「HONESTY」  BILLY JOEL  1978年


             アルバム 「ニューヨーク52番街」 より

 相場をかじったことがある人なら、「他人と違うことをした者だけが勝てる」 というのは誰もが知っていることです。
しかし、アベノミクス相場はやりすぎです。
国家ぐるみのインサイダー取り引きと言ってもいい、大罪だと思います。
世の中、きれいごとだけではすまない事は当たり前ですが、「正直者は馬鹿を見る」 が、まかり通るようでは、悲しすぎますね。


 では、また。