相変わらず支持率の高い安倍政権だが、なぜ支持されるのか、僕には全く理解できない。あくまでも、個人的な見方だが、以下にいくつか並べてみる。
農業の問題で、農地を集約すると言っている。それは、小規模農家(小作農)を切り捨て大規模農家に吸収させるか、規制緩和で大企業に参入させるということでしょう?結局は、金持ちと権力者のみに有利な政策だから支持できない。
消費増税に伴い、還元セールの類を禁止するように法律を作ってしまおうとする動き。大手スーパーなどからは異論が出て、中小の小売店からは歓迎されているかのように報じられているが、本当にそうか?セールの打ち方などは無限に方法があるだろうし、大企業は直に抜け道を見つけますよ。今日の消費者庁の幹部や麻生副総理のコメントでは、既に規制案はトーンダウンしている。僕には、2%のインフレを確実に達成する為の策にしか見えないが、これにより、もしどこの小売店も価格が横並びになれば、競争力のない中小が淘汰され、大企業の天下になる。やっぱり、金持ちと権力者のみに有利な政策だから支持できない。
4月28日に主権回復の日の式典を開く件。今、あえてこれをやることの意味はなんだろう?思うに、オスプレイの配備や、普天間基地の移転問題で、沖縄県民が激しく反発していることに対して、お上に楯突く者は許さんとばかりに報復措置を取ったと見ることはできないか。しかも、天皇の政治利用という問題まで持ち上がっている。どうしても式典を開くなら、一部で言われ始めている、1972年に沖縄返還が成った5月15日にやるべきだろう。
数人の閣僚に続き、168人もの超党派議員が靖国神社に参拝した件。毎度噛み付いてくる、中国・韓国には、正直なところ辟易としている。しかし、右寄りな政権下で思想的な存在感を示したいのだろうが、これもまた、なぜ今なのか?厄介な隣国ではあっても、今はあの問題で仲良くしなければならない時のはず。それ以前に、侵略か否か、従軍慰安婦や強制労働、戦後補償の問題などについて、日本はいつまで批判され続け、謝り続けなければならないのだろう。戦後何年経っているのか。中国・韓国などと日本が、事実関係についての共通認識を持たない限り、いつまでも続く。韓国の大統領に、1000年の時が流れても云々などと、言わせておいていいのか。事実関係を共同で徹底的に調べた上で、謝るべきところがあれば謝り、補償すべき事が出てくれば、これまでの取り決めの枠を超えても補償し、本当の意味での戦後を終らせるべきではないのか。日本側から積極的にこの問題に取り組むべきなのに、安倍政権はそれに逆行して、河野談話や村山談話を見直して、新たな談話を発表しようとしている。自らの政治思想を体現する為に、事実をハッキリさせようともせず、対話もしないで、政治問題ではないと公言しているようでは、支持などできるはずがない。2つの戦後と言われるが、日本とドイツで、どうしてこうも違ってしまったのだろう。
野田政権になった時、政治に興味を持った20代後半以降では最も敬意を払えない政権だと思った。安倍政権は、同様に最も政策に賛同できない政権となった。まだまだ突っ込み足りない部分があり、一つひとつの項目について、もっと調べてから拡げて書いてみたいが、今日のところはこの辺で。
今日の一曲は、「Take The A Train」 Ella Fitzgerald & Duke Ellington
You Tubeを散歩していると、今まで知らなかった掘り出し物(僕にとっての)に出会うことがよくありますが、難点をいえば、最後まで出典を確定させられない場合があることです。
この曲は、VERVE盤の3枚組みCDに収録されているのではないかと思われますが、正確には分かりません。
この曲の入ったCDは、いずれ手に入れたいので、詳しく調べなければなりませんね。
エラのスキャットは、「エラ・イン・ベルリン」の「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」とは違った味わいです。
では、また。