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stockracerの雑記録

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 自民圧勝、公明、維新、みんな、共産はそこそこ、その他は惨敗となった参院選から3日。TPP交渉が始まり、安倍首相以下自民党幹部が、安倍政権の政策が信任されたとしきりにアピールしている程度で、不気味な静けさとでも表現すればいいのだろうか。安倍政権が憲法改正などに本腰を入れるのは、臨時国会が始まってからということか。さて、参院選当日の記事では、少数意見であることを承知の上で、自民党批判に絞って今感じていることを書いたので、今日は、また少数意見になりそうだが、選挙結果も踏まえて、野党も絡めて思うところを並べてみたい。

 既に、報道等で分析されている通り、今度の選挙は自民党への対抗勢力が弱過ぎたことが、ここまでの圧勝を生んだ。維新やみんなは、自民党がいずれ公明党を切って連立を組んでもおかしくないほど、似たような政治思想を持った政党で、安倍政権以上に過激な部分もあり、対抗勢力と呼ぶにはふさわしくなかった。共産党の主張は一番まともに聞こえたが、共産の看板を掲げている限りは、自民への批判票の受け皿にはなっても、政権を担う2大政党の一角を任せてもいいと考える有権者は、殆どいなかった。僕も比例区では、自民への批判票として共産党に入れることも一度は考えたが、やはり共産の文字を投票用紙に書くことは、最期までためらわれた。

 民主党は、何もかもがバラバラで、党として何を言いたいのか、その立ち位置をハッキリさせることさえできていなかった。今度の選挙で、前原氏、枝野氏、岡田氏ら、政権与党だった頃の幹部クラスの顔が全く見えなかったことだけでも、党内の混乱振りが透けて見える。これでは、かつて政権交代選挙で投票した無党派層は、もう一度応援しようという気にはなれなかった。今日になって、尖閣諸島の問題で、中国寄りの発言をした鳩山・元代表に対して改めて抗議するとか、党が公認しなかった無所属候補を応援した菅・元代表に除名を含む厳しい処分を科すなどという話が出ているが、周知の通り、民主党は結党の経緯から見ても、鳩山氏と菅氏の党なのだ。代表を2人の持ち回りでやっていたのもそのせいだ。そこへ、小沢・元代表を迎え入れた時から、3人を中心に党運営をして、政権を奪取した。三者三様影響力を無くした事情は異なるが、彼らを排除した時点で、もはや民主党ではない。この際きっぱりと解党して、多くの議員が既にそうしているように好きな党に入るなり、政治思想の近い者だけで新たに結党すべきだろう。

 今回の選挙結果を受けて問題だと思うのは、政権与党だった頃の民主党から離れていった(或いは追い出された)勢力が、去年暮れの衆院選と今回の参院選で、殆ど討ち死にしてしまい、保守である自民党政権に対抗すべき、中道左派系の議員が数えるほどしかいなくなっててしまったことだ。先の衆院選後の日本未来の党(当時)や、今度の参院選後のみどりの風のように、選挙に負けた後の党首クラスの言動に無責任さを感じることも多く、民主党だけでなく、こういった少数野党からも、益々有権者が離れているというのが現状だ。そんな中で、東京選挙区から脱原発を掲げて立候補した、山本太郎氏の当選からは、彼の国政での活躍を願うだけでなく、何かを感じ取らなければならないような気がする。それが何かは、まだ分からないが…。

 一部の野党や新聞テレビ等のマスコミ、有識者や多くのブロガーさんからも、安倍政権の暴走を阻止し対抗していくには、野党勢力の再編と結集が急務との意見が聞かれる。確かに、それができれば、また政権交代を目指せるような勢力ができあがるのかもしれない。しかし、今それをやろうとするならば、殆ど全ての野党が解党し、議員一人ひとりが個人の裁量で再編を行なわない限り不可能ではないか?今の既成政党のままでは、維新の会とみんなの党の関係修復ですらままならない。彼ら保守勢力と、小沢氏の生活の党や、福島氏の社民党がどうやって政策のすり合わせができるというのだろう?共産党はどこともつるむ気はないだろうし、そこへ、バラバラの民主がどうやって絡めるのか。それとも、こう考えてしまうのが素人オヤジブロガーの浅はかさで、与党の暴走を止めるとの一点で、結束することができるということなのか。しばらくは、見守るしかないのだろうが…。


 では、また。