ザック・ジャパン、最大の関門無事通過! | stockracerの雑記録

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 サッカーのワールドカップアジア3次予選、アウェーでの日本対北朝鮮戦は、1-0で日本が敗れ、ザッケロー二監督就任後、親善試合を含めて初黒星を喫した。こう書くと、既に進出を決めている最終予選に向けて、不安があるように見えるかもしれないが、全くそんな事はない。戦った選手達は、負けた悔しさはあるだろうが、監督以下スタッフや、サッカー関係者、それに多くのファンも、最大の関門を無事通過して、やれやれといったところではないか。

 その理由は、監督の試合後のインタビューに集約されている。「北朝鮮は、3次予選敗退が決まっていて先がないので、イエローカードをたくさんもらってでも日本に勝とうとぶつかってきた」。つまり、逆に日本は、最終予選に向けて、慣れない人工芝のピッチで、捨て身の北朝鮮相手に怪我人を出すわけにはいかないから、少しでも体調に不安のある選手や、ベテランは休ませ、控え組み中心の布陣で臨んだというわけなのだ。休養十分の、李を試合終了直前まで出さなかったのも、考えた挙句の配慮だったに違いない。だから、選手のコメントにあったように、見つかった課題は修正すべきだが、結果については度外視していい。今野選手が倒れこんだ時だけ唯一心配したが、事なきを得て本当に良かった。

 それにしても、想像していたのとは違ったが、異様な雰囲気とはこういうことをいうのだろう。スタンドは、ファンというよりは、明らかに上層部の命令で動員されたであろう観衆で、立錐の余地もないほど埋め尽くされ、掛け声による応援が、統制しきれないまま延々と続く。日本から応援に駆けつけた僅かなサポーターは、日の丸を振ることも許されず、その日の丸の入ったレプリカ・ユニフォームを着ることさえ禁じられたというのに、スタンドは、北朝鮮国旗で溢れ、あのマスゲームよろしく、人文字まで表れる有様。目を閉じて音だけ聞いていると、まるで甲子園の高校野球の決勝戦のような雰囲気だったが、サッカー観戦の常識からすれば、マナー違反も甚だしい。試合前の君が代を打ち消すための、ブーイングというか、ワーワーというわざとらしい歓声。日本が少しでも攻め上がると、今度は本物のブーイングが沸き起こり、日本選手が担架でピッチ外に運び出される時には、罵声交じりの野次が飛ぶ。まぁ、上の命令でやらされていることを知っているから、可哀想な人達だなと思うだけだが、この模様は、ニュース映像として配信されるだろうから(衛星中継された映像は日本にあるわけだから、契約がどうであっても、洩れることは必至でしょう)、国として世界中に恥を晒すことになるわけだ。

 少しだけ、試合に触れておくと、選手・監督の談話にある通り、人工芝に苦戦しただけでなく、体調やモチベーション、フィジカル面でも、今日は北朝鮮が上回っていた。日本チームは、パスが全くと言っていいほど繋がらず、終盤投入された、ハーフナーマイクの高さやポストプレーも不発に終わった。先の、女子のロンドンオリンピック最終予選の時にも感じたが、北朝鮮選手のフィジカルの強さは脅威だ。同じアジアで、この差は異常に感じるが、証拠が無いのでここまでに留める。

 最終予選では、本田や長友も復帰するのだろうし、ベストメンバーによる、スピーディーなパスサッカーが見られるはずだ。その前に、ホームでのウズベキスタン戦が残っているけど、これは、来年2月29日まで待たなければならないようだ。気の長い話だね。


 今夜の一曲は、「Aytumn Leaves」 マイルス・デイヴィス・クインテット



 アルバム「マイルス・イン・ベルリン」の同曲(枯葉)をアップしようとして、思いがけずこの映像を見つけました。
おそらくこのアルバムと同時期の映像で、黄金のクインテットの初期だと思います。
マイルスというよりも、日本人になじみの深い、後のVSOPのメンバーが若い。
こんな映像があるんですね、なんだか、得した気分です。
マイルス御大は、この時期にして、貫禄十分ですね。

では、また、おやすみなさい。