時間の壁を打ち破るヒントは、リハビリ病院での生活にあった! | stockracerの雑記録

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 誰だって、忙しい中、時間のやりくりをしながら生活している。ただ、忙しさには、2種類あって、自分の為に多くの時間を使える状況での忙しさと、自分の意思とは関係なく、拘束された自由にならない時間があるために、自らの為に使う時間が足りない忙しさとに分かれる。

 この場合、前者には、家事や仕事に費やす時間も含まれる。つまり、家族(結婚していても独身でも、或いは親と同居していてもしていなくても、他のパターンでも)や、生活の糧を得るための仕事を、能力や努力によって選び、又は勝ち得て、その枠組みの中で役割分担をして、自らの意思で全ての時間を使う状況を指すのだ。自分や家族の為に働いたり、子供の面倒を見たり、同居人と家事を分担する事は、自分自身で選択した、自らの生活を追求する事に他ならないからだ。

 対して、後者で言うところの、「拘束された自由にならない時間」とは、自分には何のメリットもない状況で、誰かの為に、或いは何かの為に使わなければならない時間。又、病気や怪我による後遺症などにより、療養を余儀なくされたり、思い通りに使えない時間を指す。まるで、ハンデ戦を戦っているような感覚。オセロなら、相手に角3つやって後手番で打っているような感じ。サラブレッドなら、70kg位背負わされて走っているような気分だ。これが、誰も助けてくれず、誰にも助けを求められない状態で、毎日毎日、延々と続くのだ。

 僕の場合は、詳しい内容は言えないが、延べで約6年の間、毎日7時間前後の時間を取られる生活が続いている。もう、3年半以上休日というものが1日もなく、趣味・遊び・旅行はおろか、以前は2ヵ月に1度は、くされ縁の悪友とカラオケに行った帰りに飲みに行くというのをやって、ガス抜きをしていたのだが、1年以上前からはそれもできない状況になっている。しかも、6年前にこの状況を招いたのは、世間から見れば自業自得と取られても仕方のない理由によるので、逃げる事も、文句を言うこともできないのだ。

 さて、3回続けてこのテーマでのブログとなり、重複する部分も出てきている。昨日書いた通り、今日は結論を出して、明日からでも何とか、時間の壁を打ち破って、僕自身の人生を追求するような毎日にする為に、過去6年間の生活を、思い出せるだけ細かくふり返ってみた。すると、唯一この家を出て生活していた時期に、その手掛かりを見いだす事ができた。過去6年間で、僕がこの家にいなかった時期とは、病気による長期入院以外にはない。その中で、ヒントとなったのは、治療の段階を経て、リハビリ専門病院での入院生活にあったのだ。

 そこでの生活は、担当のリハビリの先生2人(理学療法士・作業療法士)に、週6日間毎日1時間ずつ、リハビリの指導やストレッチをしてもらう他は、全て自主トレになる。だから、その2時間だけで何もしない患者と、とことん身体を苛めて早期回復を目指す患者とに二分される。僕は、リハビリ病院に転院した時点で、病気の後遺症で移動は車いす、両手で支えないと立ち上がる事さえできない状態だった。
転院後、1か月経って、担当医の最終的な診断結果は、手(腕)は順調だが、足(特に左)は回復が思わしくないので、最悪の場合、一生車椅子での生活になる可能性があるという、残酷なものだった。言い方を変えれば、歩くことなど望むべくもないということ。それを聞かされて、病室に戻り、一緒に医者の説明を聴いてもらった家族から、気遣う言葉のかわりに、「お前、これから仕事どうするんだ。生活費はどうなるんだ。取りあえず、医療費の為に、貯金全部出せよ」と言われた瞬間に、スイッチが入った。

 医者の残酷な宣告も、家族の心ない言葉も、両方腹が立ったけど、よく考えれば、いうべきことを言っているだけなのだし、それよりも、「なんで俺が、一生歩けないままでいなきゃならないんだ?ふざけるな!」という気持ちが湧き上がり、「絶対に歩けるようになって退院する。俺が例外になる」と決めた。

 それからの僕は、自分でいうのも変だが、リハビリの鬼と化した。普段の僕は、気分屋で集中力が持続しない所が欠点だったが、あのリハビリ病院での数ヶ月間だけは、自ら課した1日12時間のリハビリを欠かさずこなし、集中力をなくすことも飽きることもなかったのだ。そのかわり、病院の早い消灯時間(21:30)を迎える頃には疲労と眠気で起きている事が出来ず、図らずも、病院側にとって手のかからない患者を演じる事になった。

 この生活パターンに、今日の本題の答えが隠されていたのだ。
8時間寝る代わりに、朝は05:30には起きて、株式ニュース番組(テレビ東京系のモーニングサテライト。この頃既に、トレーダーを目指す準備を始めていた)を見たり新聞を読んだりする。後は3回の食事の時間以外は、ノンストップの休憩なしで、12時間のリハビリをこなす毎日。感覚としては、もし倒れても、ここは病院だから誰かが助けてくれるだろう、やりすぎなら、誰かが止めるだろうというくらいの気持ち。今の僕の生活パターンや体調から考えれば、こんな生活など成り立たないはずなのだが、あの頃は、適度な疲労感を感じる以外は、苦痛は全くなく、なぜか無料で個室に入れてもらっていたので、ストレスも余り感じずに、充実したリハビリ生活を送れたのだ。その結果、最悪の診断が下ってから4カ月後の退院時には、背中に10kgの荷物を背負い、手に持った杖をつかずに、坂道を含む5キロの道のりを歩ける状態になっていた。僕は、医者も驚く程の回復を遂げ、例外中の例外となった。

 このリハビリ病院での生活では、現在抱えているような、時間的な制約は全くなく、1日の全てを自分の為だけに使っている。だから、今の僕が同じパターンの生活ができる訳ではない。しかし、すぐに取り入れるべき事もある。それは、目的意識をはっきり持って生活する事。今置かれた状況にふてくされるのではなく、怒りと悔しさを常に意識して、それをモチベーションに変えて行くことだ。そして、必ず5~6時間は睡眠時間を取るという事。1日の中でやるべき事に優先順位を付けて、できない事があっても、睡眠時間だけは必ず確保する。リハビリ病院で、運動が苦手な中年オヤジの僕が、12時間のリハビリをこなせたのも、しっかり睡眠時間を確保していたからだ。睡眠を取っていれば、重労働でもない限りは活動時間中に休憩はほとんど必要ない。やる仕事を次々切り替えて行くことで、気分転換は図れるし、何よりも、寝ていない時と比べて、作業効率が(僕の感覚では)倍以上違うような気がするのだ。

 結局、拍子抜けする位ありふれた結論になってしまった。確認すると、睡眠時間を確保して、それと同時に作業効率をアップさせる事。これ以外の方法はないのだと思う。こう書きながら、現在、04:50。この後、もう一本ブログを書く予定になっている。これじゃあ駄目なんだ。今夜から、必ず実践する。それで失敗したら、その時また考えるしかない。

 では、また。