予定調和、事前に動いた者だけが勝つ相場。 | stockracerの雑記録

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 弱小個人投資家の勝手予想!


 ※8月2日00:40記。


 日本株市場・8月1日(月)の結果。

日経225 9965.01円(+131.98)

TOPIX 851.70(+10.33)

マザーズ 463.72(+10.49)

日経JASDAQ平均 1274.26(+6.76)

大証・日経平均先物 9970円(+140)


 日経平均は、米・債務上限引き上げ問題の合意に対する期待感から、週末のCME・先物の値を大きく上回って寄り付き、上げ幅を拡大した。

UFJ等、銀行株に買いが集まった。

しかし、日本時間の9:40に、オバマ大統領が、議会での合意内容についての演説を行うと、決着することは既に市場では織り込み済みと捉えられ、日経平均は頭打ちに。

後場寄りで僅かにギャップアップして、一時上げ幅は200円を越えた。

だが、その後は、国債を新たに発行することができるようになっても、最近の悪い経済指標の結果などを見ても、米・経済の減速懸念が払拭される訳ではないとの市場判断から、上げ幅を縮める展開となり、これに利益確定の売りも加わり、結局、週末金曜日と比べて+131.98円で引けた。

米・債務上限引き上げ問題が、期限の8月2日迄に合意に至ると読んで、先週末までに買い持ちこし(或いは買い建)していた者だけが儲ける事の出来た相場。

それも、後場寄りで見切りをつける事ができなければ、大きな利益は出なかったはず。

こんなリスクの高い買い方は、余程の資金力が無ければ難しい。

早く、そんな立場の勝ち組投資家になりたいものだ。

愚痴ってばかり言っていないで、次へ行く。


 日足を見ると、僕が上値抵抗線となると見ていた200日移動平均線と、これをゴールデンクロスしている25日線を、いずれも終値で上回っている。

しかし、ローソク足は上髭の長い陽のトンカチの形になっており、場中一度は突き抜けた、節目の10000円から押し戻されていることからも、今日の値動きだけで、短期的にでも、上昇トレンドに転じたとは判断しきれない。

むしろ、9400円~10000円のレンジ相場に戻ったと見るならば、明日の寄り付きで、200日線を下回るのか、10000円を越えてくるのかによって、テクニカル的な先の展開が見えてくるのではないか。


 現地時間8月1日のNY市場は、ダウ・ナスダック共に、寄り付きこそ、債務上限問題の合意を好感して大幅に上昇して始まったが、7月のIMS製造業景況指数が、市場予想を大幅に下回ると、景気減速懸念が再燃して急落、この文を打ち込んでいる時点で、ダウは節目の12000ドルに近い所まで下げてもみ合っている。

ダウの日足を見ると、ダブルボトムとなっている直近の安値は、終値で11897ドルと11934ドル。

現状、テクニカル的には、そこで下げ止まるかどうかの見極めとなる。


 ヨーロッパ株は、米・債務上限引き上げ問題の合意を好感して、各国共、週末に比べて大幅なプラス圏で推移していたが、NY市場の急落に敏感に反応してこちらも急落。

先週末と比べてマイナス圏まで下げてからは、もみ合う展開となっている。

為替は、極端な円高が進んでいる。

ドル/円は、一時76円50銭台を割り込んだが、現在は76円80銭台まで、やや値を戻している。

ファンドによる仕掛け的なドル売りが進んでいるという。

尚、NY時間に入って、一時的に78円丁度近くまで円安が進んだ件について、市場では日本政府の介入は無かったと見ているということだ。

ユーロ/円は、109円20銭台での推移、こちらもかなりの円高水準。

大証・日経平均先物のナイトセッションは、ダウの急落に反応して、前日・終値と比べて200円以上下げての推移。

CME・日経平均先物も、大証・ナイトセッションとほぼ同値まで下げての推移。


 米・債務上限引き上げ問題の懸念拡大が原因で、6日続落していたダウが、議会とオバマ大統領との間で合意したとのニュースで大幅上昇して寄り付いたのも束の間、市場は既に織り込み済みと判断し、今日のISM製造業景況指数等、最近の経済指標の悪化などから、景気減速懸念が拡大したことの方を悪材料視して、大幅に7日続落に転じている。

ドル・円が、NY時間に入って、77円台前半から78円丁度あたりまで急落した場面と、76円50銭台を切ってから、現在77円丁度近くまで急落している場面は、チャートを見る限りでは、市場介入の疑いがあるように見える。

日本株市場の現物株取引では、この時間に為替の乱高下が起こっても、どうすることもできないので、朝になるのを待って、結果を見て判断するしかない。

この続きは、明朝、NY株式市場と、明朝迄の為替動向を見てから。


 ※8月2日8:15追記。


 現地時間8月1日結果(及び大証・ナイトセッション)

ダウ 12132.49ドル(-10.75)

ナスダック 2744.61ポイント(-11.77)

S&P500 1286.94(-5.34)

イギリスFTSE100 5774.43(-40.76)

ドイツDAX 6953.98(-204.79)

フランスCAC40 3588.05(-84.72)

大証・先物ナイトセッション 9790円(前日・大証終値比-180)

CME・日経平均先物(円建て) 9815円(前日・大証終値比-155)


 NY市場は続落。

ダウは小幅に7日続落。

債務上限切り上げ問題が、議会で合意に達したことを好感して、大幅に上昇して始まったが、ISM製造業景況指数が、市場予想を大幅に下回ると、急速に値を下げ、ダウは一時12000ドルを割り込んだ。

しかし、ドル/円が76円50銭を下回る円高水準から、急速に円安方向に動き始めると、下値では買い戻しも入り、ダウは結局先週末と比べて、10.75ドル安で引けた。

ダウの日足を見ると、上記(昨夜の記述)の通り、直近の安値を目途とした下落トレンド継続中と思われる。

ローソク足は、上下に長い髭をつけた陰のコマの形となっているので、各国の市場によって、取引時間が違う分影響が大きいので注意したい。

ヨーロッパ株は、総じて下落。

寄り付きから、米・債務上限切り上げ問題が合意に達したことを好感してプラス圏で推移していたが、景気減速懸念から、ダウが下落に転じたことに反応して急落、取引時間の関係で、その後のダウの買い戻し前に相場が終わっているので、各国ともマイナスで引けた。

為替は、ドル/円、ユーロ/円共に、円高傾向は継続しているが、介入が疑われる動きもあり、警戒が必要。

大証・日経平均先物のナイトセッションは、ダウの動きに連動して推移し、こちらも、取引時間の関係で、ダウの買い戻しの流れには乗りきれず、前日・大証終値比-180円の大幅安で引けた。

CME・日経平均先物(円建て)は、大幅安。

NY市場で、ダウが買い戻され下げ幅を縮めた動きに乗りきれず、前日・大証終値比-155円で帰ってきた。


 この結果、8月2日(火)の日経平均及び大証・日経平均先物は、CME・先物の終値の9815円を下値の目途として、軟調な展開になると予想する。

チャートで見る為替の動きが、特にドル/円で、日本政府(日銀)の介入があったのではないかと思われる動きが見て取れるので、場中の動向によっては、日本株市場に大きなインパクトを与えるので、警戒しなければならない。

尚、野田財務相のコメントとしては、相変わらず、介入の有無についてはコメントしないとしている。

NY市場では、介入に対する警戒感からの一時的な円売りドル買いの動きがあったと見られるとの解釈が報道されている。


 では、また。