週明け月曜日の日経平均は、日足で見ると、6月1日の場中高値の9,720円を越えられるのかどうかに注目している。
先週後半は、材料難の中、NY市場の結果に逆らって、5日移動平均線がゴールデンクロスの形で25日線を越えた。
月曜日も上昇して、9,720円を超えることができれば、次の上値の目途は、5月2日の高値に近い、節目の10,000円を試しに行くことになる。
但し、その前に、テクニカル解説でよく用いられる、200日移動平均線が立ちはだかっているので、それをも超えて、10,000円に到達できれば、かなりの確率で、上昇トレンド入りと判断できそうだ。
しかし、そう簡単にいかないと思わせるのが、弱含みのNY市場だ。
ギリシャ等の欧州経済危機懸念や、発表される経済指標が、例えプラスでも市場予想を下回ると悪材料視され、株価の下落要因になる等、投機筋が相場を押し下げたいのではないかと思わせるような動きに見える。
日足で見ると、ダウ・S&P500は共に3日続落で、その前の4連騰の上昇分をほぼ吐き出した形になっている。
ダウは、終値で6月15日の安値を底に、上昇トレンドに転換したかと思わせたが、それは騙しで、僕などはまんまと引っ掛かってしまった。
一昨日、ダウは一時は230ドル以上下げたのに、ギリシャ懸念を打ち消す材料が出たために、急激に下げ幅を縮めたが、昨日は、やはり懸念は払拭されていないと市場が判断したために、再びの大幅下落になったのだろう。
この日足チャートを、下落トレンド継続中と見れば、3月16日の場中安値に近い11,600ドルが次の下値の目途となるので、あと数日は期待薄かもしれない。
この2つの指標に比べて最近のナスダックは、日毎に展開が変わり、これ自体だけではトレンドがつかみにくいが、長いスパンでみると、ダウと同様のトレンドをトレースしているようなので、ここは、ダウを重視していきたい。
この弱いダウの寄付きの動きを受けて、金曜日の大証・日経平均先物の夕場は、狭いレンジで激しく動きながら40円安で引けた。
CME・日経平均先物は、これよりも僅かに安い水準。
金曜日の相場では、日本・中国をはじめアジア株は総じて堅調だった為、ヨーロッパ各国も上昇して始まったのに、弱いダウを見せつけられると途端に下げ始め、結局前日の終値付近まで戻してしまった。
為替は、ドル/円は、80.00~81.00の狭いレンジながら、乱高下して落ち着きがない。
ユーロ/円は、数日前の極端な円高傾向はからは脱した状態になっている。
大震災からの復旧・復興が遅々として進まず、政治はプライオリティーを無視した権力争いばかりが目立つ状態だ。
国内に、株価に直結するような材料が見当たらない中で、日本株市場がNY市場の結果をどこまで材料視するのか?
月曜日の寄付き前に板を見る迄、今の僕には判断できない。
とにかく、いつものように、大きな流れの初動に乗ることだけを考えて行こうと思う。
では、また。