週明けの日経平均は、5日振りに小幅反落し、9,400円台に逆戻り。
一方ダウは、先週末・金曜日の取引で172ドルの大幅下落。![]()
この8営業日の内7日間の下落で、約2ヵ月半振りに12,000ドルを下回った。
好むと好まざるとにかかわらず、日本の株式市場は、NY市場の結果に大きく影響される。
そこで、日経平均とダウのローソク足・チャートを見ると、テクニカル派が青ざめてしまいそうな、残念なシグナルがハッキリと見て取れる。
ダウの日足を見ると、3月16日の安値を底、5月2日の高値を天井に、三尊を形作っているように見える。
5月31日の高値を3つ目の山とすれば、今の下落トレンドは、3月16日の安値付近の11,600ドル辺りが下値の一応の目途だと思われる。
この見方が正しければ、少なくとも、あと350ドルは下げることになる。
もし、ここを突き抜けてしまうと、週足で確認できるように、元々上がり過ぎの感があるダウだけに、どこまで下げるのか想像もつかない。
僕は短期のトレーダーなので、日足重視で、週足はあまり見ないのだが、もしもダウの週足で、4月29日迄の週を天井として三尊が作られるようなチャートになったら……。
そんな恐ろしいことは、何とか回避してほしいものだ。
悪い結果ばかりの経済指標や、赤字国債についての報道などを合わせると、アメリカ経済に陰りが見えていることは確かなので、この先長期の下落トレンドに突入しても全くおかしくない。![]()
これを踏まえて、日経平均の日足を見ると、相変わらずボックス相場との見分けが付けにくいのだが、4月19日の安値以降は、三角持合を形成しつつあり、これから徐々に煮詰まってきそうな気配を感じる。
三角持合が煮詰まると、上下どちらかに大きく振れるのがアノマリーとされている。
残念ながら、大震災後の国内の社会・経済情勢や円高、NY市場の動向をみると、大きく振れる時は下向きと予想せざるを得ない。
その際、下値はどこまで行くのか?
大震災・直後の暴落時の、場中の下値は8227円だが……。
今日ここに書いた内容は、株のトレーダーなら誰もが気付きそうなものばかり。
だから、これからの相場展開が実際にどうなるのかは、結果が証明してくれるのを待つしかない。
しかし、日米の悪材料のみならず、ギリシャ問題の再燃を含む欧州・経済危機や、中国の経済発展の減速懸念。
更に直近では、世界同時株安とも言われており、これだけの悪材料の中で、テクニカルでも悲観的な見方しかできない現状では、もうしばらくの間、様子見気分は抜けそうにない。
では、また。