最近、出場機会に恵まれていない、MLB・アスレチックスの松井秀喜選手。
いくら実績のある松井でも、DHとしては全く物足りない今シーズンこれまでの成績では、仕方ないとする意見が多いようだが、長年の松井ファンである僕は、全く心配していない。
彼は、必ず調子を上げてくるし、試合に出さえすれば、確実に去年以上の成績を残すはず。
むしろ、間違っているのは、アスレチックスのボブ・ゲレン監督の起用法だ。
巨人時代を含めて、松井は好・不調の波が、非常に大きくて長い選手だ。
メジャーに行ってからは、例年、4月に開幕してからしばらくは調子がいいのだが、その後不調に陥り、もうだめかと思わせるくらい成績を落とす。
しかし、6月の声を聞くころから徐々に復調し始め、夏場は絶好調。
その後、再び不調に陥るが、シーズン終盤にはもう一度好調の波が来るのがパターンになっている。
これを、帳尻合わせだと揶揄するアンチ松井派もいるくらいだ。
実際、2年前のポストシーズンでは、好調を維持して大活躍。
ヤンキースのワールドシリーズ制覇の立役者となり、MVPを獲得している。
今年の松井を見ていると、ここ数年になく膝の調子が良さそうなのにもかかわらず、キャンプからスロー調整が目立った。
オープン戦では不調を極め、厳しいヤジで有名なオークランドのファンからは、早くもその洗礼を受けていた。
現地では、この頃すでに、松井の獲得に疑問を投げかける声も出始めていた。
だが、僕は、松井自身が、毎年シーズン中に2度訪れる調子の波を一度に抑えるために、オープン戦の頃は不調の波の中で、開幕時に底を打ったくらいの調整をしたと見る。
現に、例年有る開幕直後の好調さはなかったものの、数字は悪いながらも、全く打てない状況に陥ることは、ここまで約40試合を消化した中で、一度も無かったはずだ。
松井は、使い続けてこそ真価を発揮するタイプの選手だ。
ヤンキース時代のトーリ,ジラルディー両監督や、エンゼルスのソーシア監督も、ゲレン監督ほど松井を干すことはなかった。
ヤンキースも、エンゼルスも、今年のアスレチックスに比べて、打線の実力は遥かに上だった。
その中にあって、松井はそれなりの評価を受け、実績を積み上げてきたのだ。
それなのに、現状では、、ウィリンハムやスゥイーニーとの併用のみならず、休養のためカート・スズキをDHにする時にまで休まされては、半分くらいしか出場機会がない。
左を打てないとレッテルを張るのも早急すぎるし、何よりも、選手のプライドというものをどう考えているのか。
ゲレン監督自身は、監督として過去4年のキャリアで、一度もプレーオフ進出を果たしていないのに……。
焦りがあるのかなぁ?
このまま、松井をDHのレギュラーとして使わないのなら、早くトレードに出してほしい。
張本勲氏の言を借りるまでもなく、メジャーは慢性の人材不足なんだから、松井を欲しい球団はいくらでもある。
試合に出さえすれば、打率290,ホームラン25本,90打点は固い。
これから、暑くなれば、ゴジラの季節だ!
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では、また。