焼き肉チェーン店 「えびす」の食中毒問題。
運営会社 「フーズ・フォーラス」社長・勘坂康弘氏の、記者会見における態度の豹変ぶりは理解に苦しむ。
事件・発覚当初の会見では、謝罪の言葉こそあったものの、責任の所在については、大部分を取引先の食肉・卸業者に押し付けた上、国に対して、肉の生食について規制を掛ければいいと開き直った。
そうかと思えば、死者が増えるにつれて、憔悴しきった態度で、土下座までして平謝り。
少しは、事の重大さを認識しているのかと思いきや、相変わらず、食肉・卸業者と責任のなすりあいをする。
僕は、医学の知識は全くないので、滅多な事は言えないのかもしれないが、情緒不安定ともとれるような、ここまで態度がころころ変わるところを見せられると、この人物がトップで、本当に、被害者に対する十分な謝罪・補償がなされるのか甚だ疑問に思う。
このままでは、亡くなった方の無念の思いや、遺族や他の被害者の、怒りのぶつけどころさえはっきりしなくなる。
いずれ、検察の手により、責任の所在が明らかにされ、法的にも、補償の面でも、相応の決着が図られるのだろうが、被害者の心情に立てば、それを待っている余裕はない。
この社長は、28歳の時に自ら起業したそうだが、それだけのバイタリティーなり志があるのなら、責任の取り方も、本当は分かっているはずなのだが……。
それから、食肉・卸業者の責任者は、いつまで、隠れているつもりなのだろう?
現状で、今回の食中毒の原因菌・O-111は、肉が納入された時点で既に付着していたとする見方が有力になっている。
これだけでも、この食肉・卸業者にも、少なからず責任があることは明白だ。
加熱用か生食用かで争っている場合ではなく、名乗り出て、会社名も出し、被害者に謝罪する方が先ではないのか。
僕には、この業者が、自分には責任はない、むしろ被害者だと思っているようにしか見えない。
それとも、風評被害が怖いとでも?
もしそうなら、言葉の意味をはき違えている。
原発・事故の問題で、本当の風評被害に苦しんでいる、多くの農業・畜産業・漁業関係者とは、全く状況が違う。
まずは、表へ出て、これまでの経緯を説明するところから始めるべきではないだろうか。
僕の家から、歩いて2,3分のところに、毎年燕が営巣する場所がある。
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近所の住民や、その場所を生活の通り道にしている多くの人が、毎年彼らが帰ってくるのを楽しみにしている。
しかし、今年はついに現れず、嘴の黄色い、かわいい雛の姿を見ることはできなかった。
大震災が影響したのか、他に原因があるのかは不明だが、その場所には、去年の巣が今もかかったままになっている。
寂しいなぁ。
来年は、帰ってこいよ。
では、また。