妻・社会福祉士です。
映画『型破りな教室』を観ました。
メキシコで、15年程前の実話をもとにした映画です。
「型破りな」に惹かれました。
規則を守らないと、約束を守らないと・・・と生きている中で「型破り」に憧れてしまうのは、
漫画「こち亀」を求める気持ちと同じでしょうか。
映画「今を生きる」に通じるものがある映画かなと予想をして観に行きました。
結果、違うかなあ?どちらも好きです。
こどもの可能性を信じる、こどもが「可能性を信じる」ことを教える。
キラキラと教えを吸収するこどもたち。
そんな先生に、ある生徒の親が言います。
「先生は、こどもたちに実現できない夢をみることだけ教えて、
それがかなわない現実にぶつかったこどもをどうするのか。先生はその時には次のこどもに
新しい理想を植え付けているだけではないか。放っておいてくれ」
この、メキシコのこどもたちの「現実」というのが、圧倒的な「現実」であり、
理想と現実の狭間の、「型破り」に突き付けられる現実の重さを、先生がどう受け止めるか。
最後、学校のテストの直前に、先生が教え子たちに声をかけます。
長い、長い間があり、「先生は、何を言うのかな?」と色々考えて観ました。
先生のかけた言葉がとても素敵でした。
ぜひ、ご鑑賞を。
先生が、こどもたちにかけた言葉を聞いて、なんとなく、いまやっている朝ドラ「おむすび」の台詞を思い出しました。
「おむすび」は栄養士となり人助けの夢をかなえることを目指す若い女性の物語です。
先日「おむすび」で主人公が「人の役に立つことが私の生きる道」と言っていました。
それをどう、実現するか、現実のどういう壁にぶつかり、その時どうするか、が成長の見どころ
なのですが、主人公はまだ、若いからこれからなのだろうな・・・と思う台詞でした。
一人で映画を観た帰り道、後ろを歩く人が学校の先生の2人組のようで
「あと30年働けるかなあ」「いろいろ考えさせられるなあ」と話していました。
映画の余韻も素敵な、寒い日の夜でした。