「家入レオ」という平成の歌姫 | 慧アモンの和可知愛フォーラム

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平成という時代も、厳密にはあと一年も無い中で・・・やはり自分たちの青春の頃の音楽、つまり昭和の歌を聴くことが日に日に多くなりつつあります。

そんな中でも最近では「家入レオ」という平成のアーティストも私のお気に入りです。


女性シンガーなのにその名前の響きから、男か女かよくわからないと言われた「森田童子」のように家入レオという名前もなんとなく・・・そんな感じでしょうか?


私は彼女のことは、確かNHKテレビの番組で一年ほど前から知ってはいました。


そして最近、びっくりするようなライブ音源をYoutubeで発見!!


「家入レオ live」で検索すると、あの山口百恵の「ひと夏の経験」や、中森明菜の「少女A」をスニーカーにピンクのロングスカート姿で歌っている画像が出る筈です。


何故かタイトルは漢字ではなくローマ字だったと思います。


私はあの山口百恵という昭和のカリスマ的な歌姫のヒット曲を・・・平成の若いシンガーが歌う!?


まぁ、無理でしょう!やれるものならやってみろ!というような、あまり好意的な態度ではなく大した期待もせずに夜なのでヘッドフォンで聴いて見ました。


イントロが終わり・・・家入レオが歌い始めて直ぐに、私は我が身を恥じることに!!


そのロックシンガーそのもの(例えば全盛期のカルメンマキ?)と言えるボーカルの迫力、そして偉大なアーティストのカヴァーをしているとは思えない、堂々としたステージの振る舞い!


更に、無表情でクールのようでもあり・・・何かとてつもない想いを秘めているようにも見える、その表情や目の力。


昭和の歌姫にはあったカリスマ性や存在感・・・この平成の時代では、期待することさえなくなっていた私の頭がハンマーで殴られた瞬間です!


バンドの音もグルーブ感たっぷりのド迫力のロックサウンドということもあり、もう完全にオリジナルと比べることさえ忘れさせてしまうほど、現代の音楽になっています。


いやぁ・・・またしても、半世紀ほど前のものに今の息吹きを吹き込んでくれた人を発見!!


私が何故、多部未華子や家入レオの話をせずにいられなくなるのか?


是非、昭和の名曲に新たな息吹きを吹き込んだ彼女たちの歌声を聴いてみて下さい!



それでは、昭和のオジサンもオバサンも平成の若者も・・・残り少ない平成を大切に!!