東電の女性社員が基準を超える被曝をしたとニュースになっていたが、その数値が17.55mシーベルトだと聞いて驚いた。
つい最近、福島の住民に対して、20mシーベルトまでは安全などと言っていたのは誰だ。それも子供に対して。
東電ではなく、文部科学省だと言い逃れするつもりだろうか。もしそうだとしても倫理上おかしくないか。
加害者は5mシーベルト、被害者は20mシーベルト。
どう考えても反対ではないか。
いつから日本という国は加害者保護、被害者切り捨ての国になったのか。
そのうえ、この数値にはもうひとつからくりがある。
東電の17.55mシーベルトには内部被曝が計算に入っている。福島の数値には入っていない。
原子力安全保安院は東電に厳重注意したそうだ。
ならばなぜ文部科学省に厳重注意しないのか。
こんなひどい国に対して、なぜ国民は黙っているのだろう。不思議でならない。