東大教授で、日本人は2人に1人ががんになる国民なので、100mシーベルトの放射線を浴びてもその確率が50%から50.5%になるだけだという理論を展開している者がいる。
マスコミにこの理論に騙され、深く考えもせず、同じ意見を書いている者がいる。
なんと浅はかだろう。
例えば、今回の福島原発の地元福島の人口で考えてみればいい。福島で浴びる放射線は100mシーベルトもないよと思われるかもしれないが、騙されてはいけない。この100mシーベルトは累積なのだ。
福島では、空気中から20mシーベルト以上浴びるとされる地域が続出しているが、この測定は空気だけ。それも子供の浴びる地表近くでの計測値ではないし、木造家屋で測定以上に数値が下がる見込みにするというごまかしまでしたうえでの数値だ。
野菜や魚、肉、牛乳を食べることで、おそらくこの数値の2倍は被曝し、さらに地表近くでの被曝を考えると、放っておけばおそらく2年以内に福島県民の半数は100mシーベルトの被曝をするのではないか。セシウムもストロンチウムも2年ではほとんど減らないのに、きちんと測定さえしていないし。
福島県の人口の半数100万人が100mシーベルト浴びる母数。
東大教授の説で言えばそのうち50万人は今回の事故がなくてもがんになる数字だそうだ。
それが50.5%になるとのこと。東大教授は50%が50.5%になったからって、たいした違いはないから、放射能は怖くないし、原発は安全だという説を推進したいかのようだが、それが違う。
その0.5%は5000人。
つまり、今回の事故で、福島県では一気に5000人もの人ががんになってしまうということ。この人たちは何もしていないし、ただ普通に生活していただけの人だ。
いきなりがん患者を5000人も増やしておいて、対した違いはないとは、聞いてあきれる。
それが東大の教授の言葉なのがもっと許せない。あなたは何のために東大にいるのか。そんな風に人を数字としてしか見ていない人間に医学を志す資格はないのではないか。
原発が安全だという嘘を広めているのも東大。
東大の学者は懺悔をして、原発は危険でしたと国民にわびるときではないのか。放射線は安全だとか、5000人のがん患者を作り出しておいて、大した数字じゃないなどと言っている場合じゃないのではないか。
同じ東大の卒業生として、本当に情けなく思う。